第2弾は「ロータス88」
そして、相次いでシェイクダウンしたのはF1モデル。
エブロの1/20「ロータス88」である。
こちらはレーシングカーなので、汚しではなく
逆にピカピカのグロス・フィニッシュ。
ロータス88はロータスの代表であり天才デザイナーであるコーリンチャップマンが
1981年のグランプリカーとして用意したマシンである。
究極のグランドエフェクトを得るため
ドライバーの乗ったシャシーが上下しても、
スカートのついた外側は地面に張り付いたままという
「ツインシャシー」がそのコンセプトであった。
しかしこれはレギュレーションをクリアーすることができず
ロータス88は結局1回もグランプリに出走しなかったという幻のクルマである。
そういう意味では今回の作品もF1マシンとはいえ、マイナーなチョイスですな。
ちなみにこの時のナンバーワンドライバーは
カーナンバー11のエリオ・デ・アンジェリスであったが、
今回あえてナンバー2ドライバーのナイジェル・マンセル仕様にしました。
期待のルーキー、のちにワールド・チャンピオンになるマンセルは、
この車に乗って初のレギュラーシーズンを戦うはずだった。
マンセルは、後にロータスを離れ
変わってカーナンバー12を走らせたのがあのアイルトン・セナ。
そして、セナはエリオ・デ・アンジェリスに代わって
ロータスのエースとなり、
そこにセカンドドライバーとして加入したのが
日本人初のレギュラーF1パイロット、中島悟である。
今回の製作期間は、昨年12月からの製作なので、1カ月ほど。
今までにない超スピードである。
次は、何かな。
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