歯医者さんのワクチン接種研修
新型コロナウイルスワクチンの集団接種の「打ち手」が足らないので、
歯科医に注射を打ってもらうための講習会を開催、
というニュースをやっていました。
これって、どうなんですか?
法律上は注射は「医師」と
「医師の指導の下に看護師」がおこなう、とあります。
ホントに打つ人が足らないのだろうか。
足利医師会の集団接種では、医師と看護師が会場に赴き、
医師が問診表を見て接種の可、不可を判断し、
実際に注射を打つのは看護師さんです。
ワレワレが受けたときも注射を打ったのは看護師さんでした。
思うにワクチン接種の律速段階は
問診と注射液の装填であり、
打つのは筋肉注射なので一瞬です。
血管注射ではないので特別なテクニックは必要なし。
被接種者が肩出して並んでくれれば
流れ作業的にバンバン打てるはず。
問診表に目を通してハンコを押す、というのは
やはり一応医師免許がないとマズいでしょうし、
看護師さんの注射も「医師の指導の下」なので、
医者の確保は必要だとして、
薬液の装填はむしろ薬剤師さんの方が
向いているのではないでしょうか。
コロナ禍で歯医者にかかる患者さんが減ったための
歯医者さん救済のための新たなバイト口、
ということなのかなあ。
2件のコメント
ワクチン接種が進まないのは打手不足ではなく、そもそもワクチンが足りないからでしょう。
うちでもインフルエンザの時期など1日100人以上ワクチン接種しますから、コロナだって
いくらでも注射できますが、如何せん、コロナのワクチンが供給されません。
現在は一週間で25バイアル、最大150人分です。1日に20人足らずでおしまいです。
供給不足を打ち手不足に論点をすり替えている節がありますね。
コメントありがとうございます。
なるほど、そうなのですね。
今のところ集団接種なので指示待ちですが、
当初の予定はいったん全部白紙になったのも
ワクチンが来なかったかららしい。