ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2021.06.02

歯医者さんのワクチン接種研修

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 新型コロナウイルスワクチンの集団接種の「打ち手」が足らないので、

歯科医に注射を打ってもらうための講習会を開催、

というニュースをやっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これって、どうなんですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 法律上は注射は「医師」と

「医師の指導の下に看護師」がおこなう、とあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホントに打つ人が足らないのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 足利医師会の集団接種では、医師と看護師が会場に赴き、

医師が問診表を見て接種の可、不可を判断し、

実際に注射を打つのは看護師さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワレワレが受けたときも注射を打ったのは看護師さんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 思うにワクチン接種の律速段階は

問診と注射液の装填であり、

打つのは筋肉注射なので一瞬です。

血管注射ではないので特別なテクニックは必要なし。

被接種者が肩出して並んでくれれば

流れ作業的にバンバン打てるはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 問診表に目を通してハンコを押す、というのは

やはり一応医師免許がないとマズいでしょうし、

看護師さんの注射も「医師の指導の下」なので、

医者の確保は必要だとして、

薬液の装填はむしろ薬剤師さんの方が

向いているのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コロナ禍で歯医者にかかる患者さんが減ったための

歯医者さん救済のための新たなバイト口、

ということなのかなあ。

 

 

 

 

 

2件のコメント

コメント/トラックバック (2件)トラックバック用URL:

  1. ワクチン接種が進まないのは打手不足ではなく、そもそもワクチンが足りないからでしょう。
    うちでもインフルエンザの時期など1日100人以上ワクチン接種しますから、コロナだって
    いくらでも注射できますが、如何せん、コロナのワクチンが供給されません。
    現在は一週間で25バイアル、最大150人分です。1日に20人足らずでおしまいです。
    供給不足を打ち手不足に論点をすり替えている節がありますね。

  2. コメントありがとうございます。
    なるほど、そうなのですね。
    今のところ集団接種なので指示待ちですが、
    当初の予定はいったん全部白紙になったのも
    ワクチンが来なかったかららしい。

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