ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2017.11.27

映画「ドリーム」見てきました

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 先日、また妻と映画を見てきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 見たのはコレ。

他の映画を見に来たとき、予告編を見てこれはゼヒ見たいと思った作品。

今月いっぱいで上映終了とのことであわてて駆けつけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやー、スバらしかった。

今年観た中で、ベストかも。

(このあと、スターウォーズ、ありますけど。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ストーリーは、1960年代のNASAに勤める3人の才能豊かな黒人女性が、

当時、常識だった人種や性別の差別を乗り越えて、

数学者、エンジニア、プログラマーとして

成功していく姿を描いた「実話」である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 物語の核となるのはアメリカ初の有人宇宙飛行「マーキュリー計画」で、

アメリカ人として初めて宇宙飛行に成功したジョン・グレンの

「フレンドシップ7号」のエピソードがクライマックスになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 マーキュリー計画については1983年の映画「ライト・スタッフ(Right Stuff)」でも描かれている。

この3人はまさにその「Right Stuff 」=「正しい資質」を持った人材だったのだが、

当時のアメリカ社会が持っていた差別、とりわけ黒人に対する人種差別は

想像を超ええるものであったわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中で自らの資質を信じ、人間としての正義を貫いて、

成功をつかんだ彼女たちのストーリーを描いた、

実に「ロックな」映画であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 世界中のすべての人に見てもらいたい、

トランプ氏は見ただろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 上映中、何回も涙ぐんでしまい、ヤバかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 唯一の難点はこの邦題である。

いくら何でもヒドすぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 原題はもちろん「Dream」のわけはなく「Hidden Figures」。

「Hidden」は「隠された」だが、

「Figures」は、「人物、姿」という意味と「数字」という意味をかけてあるのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3人の中で主人公になる真ん中のキャサリンは「数字、計算の天才」であり、

物語のクライマックスで当時の黎明期のコンピューターが計算した数字を

彼女が「検算」して計画が実行に移される、というくだりがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、原題の副題にあるようにそれは当時語られなかった

「The Untold True Story」であったわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この邦題がもうちょっと何とかなってたら、

この映画、倍の観客動員はできたのでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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