新型コロナウイルスワクチン接種の見通し
2月17日から医療従事者向けの
新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。
ここ足利市でも3月1日から
医療従事者5200人余りに対する接種が始まります。
先日、その件について医師会の説明会に出てきました。
現在日本に入ってきているのは
ファイザー社のmRNAワクチンなので、
そのプロトコールに従って3週間のインターバルで接種します。
その後、4月から高齢者の接種が始まります。
足利市の該当者が約4万5千人とのことですが、
接種不適な方や、希望されない方もあり、
その70パーセント前後の約3万人を見込んでいるようです。
足利市は集団接種になるので、
医師会に所属する医者と看護師が交代で接種会場に出向いて接種をする、
という形になります。
足利市内の約70の医療機関が、
4月から7月の間に延べ約720回の出張接種を行うので
1医療機関当たり10回から11回の出動になります。
土日もゴールデンウィークも関係ないらしい。(;゚Д゚)
しかもそのあとには65歳未満の一般接種が
連続的に始まる見込みです。
今年は間違いなく、
ワタシが医者になって以来
1年間に注射を打つ本数の最高記録を達成するでしょう。
注射は昼休み、診療終了後、土日祝日と
診療時間外に設定されてますんで、
通常診療に影響が出ることはありませんが、
逆に、ワレワレは時間外労働が増えて大変だ。
でもまあ、国家の非常事態ですから、
四の五の言ってられませんね。
コメントはまだありません
コメント/トラックバック トラックバック用URL: