抜群の内容でスーパーカップを獲る
前年のJリーグチャンピオンと天皇杯王者が戦う
スーパーカップ。
昨年までは「ゼロックス スーパーカップ」であったが
今年から「フジフィルム スーパーカップ」に
名称が変更になったようです。
王者同士の対決とはいえ、
その実は1週間後にリーグ開幕を控えた、
ムード盛り上げのためのプレシーズンマッチではありますが、
タイトルマッチには変わりありません。
さて、何といっても最大の注目点は新チームの仕上がり。
なんせ、リカルド・ロドリゲス監督は2年目にして
さらに独自色を出すべく、数多くの選手を新たに加入。
ベンチメンバー18人中、実に7人が今季新加入(赤文字)。
その他の選手でも昨年途中から加入などかなり多いので
ロドリゲス監督就任前から在籍してる選手は
GKの西川を除けば、
フィールドプレイヤーは岩波、関根、柴戸の3人のみ。
これだけ、メンバーが変わったのは過去に例がありません。
<スターティングメンバー>
GK 西川
DF 酒井、岩波、ショルツ、馬渡
MF 関根、柴戸、岩尾、伊藤
FW 江坂、明本
SUB 彩艶、犬飼、知念、宮本、安居、平野、松崎
対する相手は昨年リーグ連覇を成し遂げ、
現時点でのリーグ最強チーム、川崎フロンターレ。
レッズは昨年初めに0-5でボロ負けし、
その後の対戦は3戦とも引き分け、勝ちがありません。
この難敵相手にどんな戦いになるかと思いましたが・・・
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2022年フジフィルム スーパーカップ
川崎フロンターレ 0-2 浦和レッズ (日産スタジアム)
(前半 0-1)
(後半 0-1)
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驚きましたね。
新メンバーでのこのコンビネーションの完成度はどうだ。
川崎に王者のサッカーをさせず、
チャンスの芽をことごとく摘み取っていく。
ボールへの反応が早く、ディフェンスの連係が非常にいい。
そして、攻撃は、早い。
一点目も、守備からゴール前まであっという間でした。
さらに驚きは、途中交代で新加入の選手を次々投入するが、
皆、長年やってきた間柄のように有機的に連携している。
ここまでの仕上がりは、
2006年のゼロックス・スーパーカップで
ガンバ大阪を3-1で下したあの試合以来。
今シーズンの出来を占うファーストゲームだが、
天皇杯王者としてスーパーカップを征した2006年シーズン、
レッズは初の年間チャンピオンに輝くことになったのだ。
と、いうことは今年はその2006年以来の
Jリーグチャンピオン獲得か?
いやいや、さすがにそれはまだ気が早いけれど、
ともかく、ここ18年間では最も期待できるシーズン開幕になりました。
2件のコメント
かなり良い内容でしたね。岩尾選手は館林市多々良中学校の出身だそうです。リーグ戦も久しぶりに期待できそうで楽しみ楽しみです。
ひさしぶりにコメントいただきありがとうございます。
川崎相手にこの戦いができた、というのが大きいですね。
あまり期待し過ぎてはいけないと思いつつも
ついニヤニヤしてしまいます。