ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2014.04.25

入学式に出なかった先生

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埼玉県内の高校の入学式で、

勤務先の入学式を休んで自分の子供の入学式に出た教師について、

賛否両論があるらしい。

 

 

 

 

 

聖職である教師ともあろう人が入学式をほったらかすとはなにごとだ、ケシカラン。

 

 

 

 

 

 

という意見と、

 

 

 

 

 

 

 

あらかじめ有給休暇の正当な手つづきを踏んで校長が許可したのだから何の問題もない。

 

 

 

 

 

 

 

という意見真っ向から対立してるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレにいわせりゃ、んな、モンはどうでもいいじゃん。

 

 

 

 

 

 

 

こんな問題を議論することがばかばかしい。

 

 

 

 

 

 

 

自分の子供の入学式を優先させる先生は

自分勝手な先生かもしれないし、

だが、逆に物事の本質を重視し、家族を愛する人間味にあふれる先生かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

一方で、自分の子供の入学式よりも職場の入学式を優先させる先生は

教育意欲に満ちた志の高い先生かもしれないけれども、

ひょっとしたら体面や体裁だけを重んじる融通の利かない杓子定規な先生なのかもしれない。

(こーゆーヤツ、よくいるんだ、公立のセンセイの中には。)

 

 

 

 

 

 

 

いずれにせよ、その行為のみで教師の本質を評価することはできまい。

 

 

 

 

 

 

教師の本質なんてものは生徒がじきに見抜いてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシとしては、入学式に担任がいなくたってどうってことないので、

きちっと手続きを踏んでいるなら

自分の子供の入学式を選んだことは全然問題ないとは思いますが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それより気に食わないのはこのことを問題にしたのが

入学式に参列した県会議員だったってこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校、中学校、高校時代、

会ったこともないのに入学式や運動会に来て

上から目線でくだらねえ話をする政治家は大キライであった。

 

 

 

 

 

 

 

選挙権を持たない生徒のことはマッタク見ず、

後ろの父母たちしか眼中にないし。

 

 

 

 

 

 

 

オメーらが、一番入学式にいらねーんだよ。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・おっと、

思わず、自分が高校生に戻った気分でパンクなセリフを言っちまった。

 

 

 

 

 

 

さて。

 

 

 

 

 

3年後、この生徒たちが卒業するころ

 

 

 

 

 

「先生、入学式はすっぽかしたけどさあ、オレたちの卒業式は出るんだろうなあ。」

 

 

 

 

 

「さあ、どっしよっかなー。」

 

 

 

 

 

「マジかよ、センセイ、出てくれよー。頼むよー。」

 

 

 

 

 

なんて、展開になったら超ステキなんですけど。

 

 

 

 

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