ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2014.03.13

レイシズム

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先の浦和レッズのホームゲームで掲げられた横断幕が問題になっている。

 

 

 

 

 

「JAPANESE ONLY」と書かれた幕がゲートに掲げられたというのものだ。

 

 

 

 

 

「日本人以外お断り」と読み取れるそのメッセージは人種差別的であると問題になっている。

 

 

 

 

 

クラブ側は対策を検討中らしいが、

ともかく仮にもレッズサポーターを名のる者が

こんなバカなことをしたというのがナサケナイ、ハズカシイ。

 

 

 

 

 

 

島国、単一民族の日本人にはいまいち関心が少ない問題かもしれないが、

「レイシズム」は人間的に最も恥ずべき行為である。

 

 

 

 

 

 

とくに、サッカーは特定の地域や国において行われるものではない

世界的なスポーツ、いわば 世界の「共通語」である。

 

 

 

 

 

 

やったのが、どんな頭の弱いガキかは知らないが、

こんな形で「埼玉のあるクラブチーム」が世界的に話題になるのは誠に残念。

 

 

 

 

 

 

ともかく、サッカースタジアムはサッカーを楽しむ場所なのだ。

 

 

 

 

 

今年、ACL出場権なくて良かったかも。

 

 

 

 

 

 

2件のコメント

コメント/トラックバック (2件)トラックバック用URL:

  1. 先生、この問題がレッズだったので色々考えていたのですが
    掲げた人はどんなつもり(何かの思い違い?)であったのでしょうか?
    ネットにも釈明のようなものが見つからないので・・・

    昔、広島東洋カープというプロ野球チームが
    助っ人外人を雇わないという意味で
    『純血チーム』などと言ってたのを思いだしましたが。

  2. kazu様
    コメントありがとうございます。
    この問題はおそらく今季から加入した李忠成の問題だと思われます。
    もともと韓国籍であった彼は日本国籍を取得し、日本人となり日本代表にもなったわけですが、
    在日韓国人等を寛容しない残念な人たちが日本人の一部にいます。
    現在、浦和にはブラジル人のマルシオ・リシャルデスがいますが、ケガで本国に帰国中です。
    マルシオいないけど、日本人である李忠成を含めてオール日本人で頑張ろうぜ、という解釈も成り立ちますが、
    今回の空気はどうもそうではないようです。
    カネで集めた助っ人でなく自前の戦力で戦う、という意味の広島カープの例とは全く意味合いが違うと思います。
    いずれにせよ、この件で李忠成の周辺に変なマスコミが集まってチーム内でぎくしゃくした関係になること、
    浦和というチームがアジアの中で戦うときに相手チーム、サポーターにサッカーとは関係のない感情的敵意がおこってしまうこと、
    の2点が非常に懸念されます。
    マルチン・ルーサー・キング、ネルソン・マンデラ、そしてジョン・レノンの言葉を世界中の人々が胸に刻むべきです。

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