マスク学園
学校検診のシーズンが始まりました。
昨日は小学校の検診でした。
以前と違うのは学校現場や親からの「マスク指導」が
よほど徹底されたと見え、
子供たちがマスクを取りたがらないことです。
マスクを取らないことには耳鼻科の健診などできませんから、
次の順番の子供はあらかじめマスクを取って
待ってもらうようにしているのですが、
耳から外したそのマスクを手で口に当てて待ってる子が結構いました。
小学生ですから自分の考えというより親や教師からの指導で、
うかつにマスクを外さないような習慣が叩き込まれているのでしょう。
以前花粉症の時は親からマスクをしなさいといわれても
ほとんどの小学生は鼻出しマスクかあごマスクだったことも思えば、
花粉症の子に対しては親も真剣にマスク指導をしていなかったんだな、
ということが改めてわかります。(~_~メ)
それにしても今や学校生活を通じ全員が
ずっと一日中マスクをしているという状況になっています。
新入生は初めて会うクラスメートの素顔を知らずに
ずっと学校生活を送っていくわけです。
これは、小学校に限らず、中学、高校、大学でも同じこと。
ワタシは高校は男子校でしたが、
中学や、予備校、とくに大学では
新入生の中でどの子が可愛いか、ということが
ワタシの周りでは常に最大の関心事でした。
今もおそらくかなりの割合で男子の興味はソコだと思いますが、
この状況ではなかなかムズカシイ。
女子もそうなのかもしれませんが、
ワタシは女の子の事情は分かりませんので。
あの娘が可愛いと思うんだけど、
何とかマスクを取った素顔を見たいものだ、
という思いは、今や日本全国の男子新入生の願いだと思う。
ただ、妄想が膨らむとマスクに覆われた部分を
自分好みの理想的な形に想像してしまう、
ということがあるでしょうから、
なんかのきっかけで望みがかなったときに
大きな落胆に見舞われる若者も、
また数多くいるんだろうなあ。
青春だなあ。
参考「マスク美人」
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