ドレスコード
足利市の山火事は鎮火したようですが、
スギ花粉は炎上中です。
連日来院される患者さんの中には、
けっこう重症の方も見受けられるようになりました。
毎年いうことですが、
花粉症の抗体価が一定以上の方は、
薬を飲んでるだけで症状をコントロールすることは困難です。
当院では花粉症の方には
必ず守るべき心得9か条をお渡ししております。
その中に服装に対しての注意もあります。
なるべく花粉を付着させないような、
ツルツルサラサラの上着を着用するように書いてあります。
ところが、けっこういるんです。
いわゆるモフモフの毛足の長いフリースを着てくる人。
パタゴニアとかねー。
あの手の服は、静電気で花粉を吸い寄せるので絶対避けてください。
毎年注意しているのに、
そんな上着を着て花粉症がヒドイです、
などといって来院される方が後を絶たず・・・・。
耳鼻咽喉科医としては、
タバコをポケットに入れたまま
「セキやタンがずっと前からヒドいんです。」
という患者さんと同じくらい、
フリースの花粉症患者さんには落胆させられます。
フリースやニットは「マナー違反」です。
花粉症のドレスコードをもう一度ご確認ください。
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