ドラゴン1/35ヤークトパンター
8月の作品展、その2はコチラ。
1/35ヤークトパンターは、ドラゴン製。
実はドラゴン製にはあのツィメリット・コーティングが
初めからモールドされているキットがあります。
この間、ヤフオクでまとめて安かったので購入してしまいました。
ヤークトパンター前期型、後期型、ティーガーⅠポルシェ砲塔、
ティーガーⅠ中期型、ティーガーⅡヘンシェル砲塔。
フツーに買うと1台6000~8000円のシロモノ。
中には絶版品で10000円以上で売ってるショップもある。
これを5台で13850円(税込み、送料込み)、
1個当たり2770円という破格の値段で落札することができました。
ただ、在庫が増えたことには違いないのですが。
海外のキットは離型剤がついていて塗料をはじくことがあるので、
まずは、台所用洗剤で洗います。
よくすすいで、陰干し。
それにしても部品が多い。
タミヤの3倍はありそうだ。
こんな足回りなんか、完成後は見えないのに。
エッチングもあまり好きではありません。
これくらいなら何とかなりますが。
ただ、ツィメリットに関しては、加工の手間がなくて、超ラクチン。
基本塗装完了。
汚しをかけるので、指定カラーにホワイトを加えて、なるべく明るめにしておきます。
そして、完成。
ヤークトパンターはⅤ号戦車パンターの車体に、
88mm砲を搭載した駆逐戦車。
それにしてもなげーよアハトアハト。
火力、防御力、機動力が高く、
第2次世界大戦中、性能的にもっともバランスの取れた
駆逐戦車だといえるでしょう。
ドイツの戦車はみなカッコいいがその中でも特に完成されたデザインです。
ツィメリット・コーティングはギザギザ型のティーガーなどと違うワッフル・パターン。
このパターンはヤークトパンターだけかなあ。
下半分はまんまパンターです。
キャタピラーは一体型なので、瞬間接着剤でたわませました。
今回、泥は少なめで。
このヤークトパンター、ワタシが子供のころは
タミヤから「ロンメル」という名前でキット化されていました。
ヤークトパンターでは分かりにくいので、
子供向けにタミヤが勝手につけた名前であったことは大きくなってから知りました。
ロンメルは、あの有名な「砂漠のキツネ」と呼ばれた
名将ロンメル将軍からとったわけですが、
これは模型メーカーが勝手につけたものです。
排気管のサビサビ、イイ感じ。
「パットン」戦車や「スターリン」戦車は実在するのですが、
「ロンメル」駆逐戦車はありません。
ソビエト軍のSU100自走砲の「ジューコフ」もタミヤオリジナルネームです。
でも、60歳以上の老モデラーは、
これをどうしても「ロンメル」と呼びたくなっちゃうんだよなー。
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