抗原検査、再び出番
あー、毎日検査、検査、コロナの世界~。
(「氷の世界/井上陽水」のメロディーで)
ここに来て、家族内クラスターが多いですね。
保育園から子供がもらってきて、
あるいは父さんが職場からもらってきて、
それが家族内に順次広まるという。
毎日熱が出た家族を一人ずつ
日替わりでクルマで連れてくるお父さんもいました。
最後には本人も発熱(T_T)
感染力の強いオミクロン株では、
家族内のクラスターを防ぐことはかなり難しい。
3月いっぱいは「みなし陽性」が適応されたので、
時間、距離、症状から明白な症例については
それで処理していましたが、
今月からはみなし陽性廃止によりすべて検査せざるを得なくなった。
いちいちガウンを着て、マスク、フェイスシールド、
手袋で駐車場に行って、鼻の奥まで綿棒入れるのはまことに手間です。
そして、抗原検査の場合、看護師さんは
検体を検査キットにたらし込んでの操作を屋外でします。
こういった、たぶん絶対出るだろう症例の場合
「抗原検査」を行いますが、
やはり、ほぼすべて「強陽性」に出ます。
みなし陽性によりしばらく出番のなかった抗原検査ですが、
ここに来て急増。
抗原検査はこういう時に使うのよ。
保育園や、会社の濃厚接触者の場合は原則PCR検査。
その家族内で1~3日のうちに
38度超えの熱が出た場合は抗原検査で良いと思いますが、
0歳、1歳の子の場合には他の疾患で高熱出すことがありますので、
PCR検査をしたうえで陰性ならば中耳炎等の熱源の検索が必要になります。
ともかく、ケースバイケースで適切な検査を行い
見落としをしないようにして蔓延を防がなければなりません。
なおかつ、自ら感染しないようにしなければならず、毎日神経使います。
ああー、温泉行きてえ。
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