ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.10.23

オーストラリアには、行きません

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 さすがに、夕べは帰ってから何も出来ませんでした。
今朝は、一昨日のフットサルの1日遅れの筋肉痛と
昨日の敗戦の精神的ダメージで、心も体もボロボロです。


 2008AFCアジア・チャンピオンズリーグ ノックアウトステージ準々決勝 2ndレグ
 浦和レッズ  1-3  ガンバ大阪  (埼玉スタジアム2002)
     (前半 1-0)
     (後半 0-3)
 Aggregate Score 2-4


 後半、コーナーキックの前にふと、頭をよぎった。
あー、あそこのコーナーだけはブーイングが届きにくいんだ・・・。
 しかしそれにしても、ドンピシャのヘッドでした。
 そして、今のチーム状態に自信の持てないレッズは、内から崩壊していった。
前半、ルーズ・ボールにすばやく寄せ、相手攻撃陣に仕事をさせなかった中盤が崩れていく。
それは甘い夢から突然たたき起こされたような狼狽振りだった。
 しかし、そこで指揮官は動かない。
もっと早く永井や達也を入れて、中盤をかき回しゲームの主導権を取り返さなければいけなかった。
そのタイミングは、おそらく後半失点直後。
この時点では、まだスコアはイーブン。
しかし、流れはガンバに完全に傾いていった。
 そこで、新しい2トップを入れて、試合を立て直すことが必要だった。
 そうこうするうちに、同じコーナーからの失点。
これは、マズいっしょ。
相手の攻撃に対して、何の修正も行われなかった。
そのチャンスはあったのに。
 結果的に4枚のフォワードが投入され、スペースがなくなって闘莉王も上がりにくくなった。
サイドを減らしてフォワードを増やしても点は取れない。
今までもそうだったじゃないか。
 前半で2トップにボールが収まらないと見るや、
後半最初からロニーをはずして、ルーカスの1トップとし
中盤を厚くして逆に攻撃の手数を増やした西野采配とは対照的な選手交代だった。
 
 でも、前半は良かったよ。
やっぱりACLではやるじゃん、と思ったよ。
 ただ、冷静に考えると、このまま勝ってもアデレードに勝てたとは思えない。
失点のあとの立て直しがきかない、ってのはチームが自信を失ってる証拠だ。
そういう意味では、あいまいに結果が残るよりは、
チームの現状を見つめなおすいい機会と考えたい。
 今年に関しては、監督もそうだが何よりフロントの責任が重い。
ゲルトは、いいコーチだったけど、いい指揮官ではなかった。
奇跡は起きなかったと言ったらしいが、
奇跡は起きるのを待ってもんじゃなくて、自ら仕掛けて起こすものだ。
監督人事や、選手補強のプランに関してはクラブは相当反省の余地がある。
 しかし、まだシーズンは終わってない。
お金を払って、残り試合、まだまだたくさんのお客さんがスタジアムに足を運ぶ。
(オレももうチケット買ってあるし・・・。)
優勝は難しいかもしれないがAFCの出場権は絶対取りたいところだ。
クラブ・ワールドカップに出ないなら、天皇杯、優勝できるはずだ。
ガンバのアウェイ戦で借りを返す、ってのもアリだ。
(全部は返せないけど利子くらいは返しとかないと、借金、焦げついちゃうし・・・)
 ともかく、俺たちのレッズだ、というのをナンカ見せてくれよー。
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1件のコメント

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    何もかもがボロが出た、そんな後半だったと思います。
    何もかもが沈んでしまっている最近のレッズでは、ある意味で必然的な敗戦だったのかもしれませんが・・・そう思いたくなくても、そう思わざるをえない現実が辛いところです。
    残されたリーグ戦、選手にも意地をみせてもらわないと・・・

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