とばっちり
クルマのガソリンが少なくなると警告灯が点きます。
そこから、何キロ走れるかはクルマや走り方によって違いますが、
最近のクルマはある程度「走行可能距離」として、
目安が表示されます。
ところが、わがホンダS2000は、そんな親切な装備はついていません。
いつも、燃料系のラスト1コマのうちには、
給油をするのですが、
今回、いろんな事情でガソリンスタンドに立ち寄る余裕がなく、
何回か昼休みの学校検診に行ってるうちに、
燃料計のコマがゼロになってしまいました。
さて、果たしてタンクの残り燃料で最寄りのガソリンスタンドまで
着けるだろうか。
そこで、閃いた。💡
ガレージにあるガソリン携行缶を載せて、
別のクルマでガソリンスタンドまで行き、
5リットルでも10リットルでも買ってきて
自宅ガレージで給油すればいいのでは。
この携行缶は、以前、毎年600km離れた鈴鹿サーキットに
F1を観に通ってた頃、
先代のディスカバリーの航続距離が500kmちょいしかないところに
夜中に走るので途中給油が困難なため、
これにガソリンを入れて、途中自分で燃料補給するために買い求めたもの。
法的にもこれに入れれば問題なし。
ところが、ガソリンスタンドに行ったら、
現在は会社の指示で携行缶へのガソリン販売はできないという。
なんで?
以前は出来たのに。
すると、ガソリンスタンドの店員さんが言うには、
例の京都アニメの放火事件以降、
ガソリン小売り各社が相次いで自主規制をしたとのこと。
ナント。(@_@)
思わぬところに余波が。
そんなわけで、おそるおそる燃料ゼロ表示のS2000でガソリンスタンドへ。
途中でガス欠になってしまったら
平日昼休みだと診察までに戻ってこられないとヤバいし、
夜は、いろいろ面倒そうなので、
土曜日まで待って、明るいうちに行ってきました。
途中、先の信号が赤になると、
クラッチを切ってニュートラルにし、
惰性運転で燃費を稼ぎ、
シフトチェンジもなるべく回転数を上げないように運転。
マニュアル車だからできる技ですが。
何とか、無事、ガソリンスタンドにたどり着きホッとしました。
それにしても、ガソリン携行缶に給油できなくなると、
発電機や、農機具なんかでガソリン使ってるヒトは
かなり不便でしょうね。
とんだ、トバッチリです。
1件のコメント
無事に給油できて良かったです。
今回のお話を読んで自分のことを懐かしく思い出しました。
もう30年近く経ったと思いますが、当時は残業が始まると
10日位続いてました。
今と違って24時間営業はのスタンドは無かったか数少なかったと思います。
職場まで10キロあったので給油ランプが点いたもののスタンドに行けず。
もうホントぎりぎり状態で残業が終わった日にヒヤヒヤものでスタンドへ。
すると、なんとスタンドの入り口でガス欠でエンジンストップ❗
惰性で進むクルマを店員さんの待つ給油場へ。
着いた、とブレーキを踏み停車してホッとした瞬間。
店員さんが「スミマセン、あと少し前に出してくださあい。」
・・・降りて押しました。
何とも恥ずかしい思い出です。