「本を焼く国ではやがて人を焼くようになる」
アメリカでキリスト教の神父さんが、
イスラムに抗議するため、
コーランを燃やす企てをしたということが報道されてました。
結局オバマ大統領の説得等で、
実行にはいたらず良かったわけですが、
どう考えても良識ある知識人の行動とは思えませんね。
私は、宗教は特に信仰はありませんが、
必ずしも否定するものではありません。
神様なんてもちろんいないけど、
人間が社会的動物として円満に生きていくための「方便」だと思います。
しかし、本質的には「虚構」の上に成り立ってるわけですから、
深く入り込むとムズカシイ。
異なる考えがあるときに一方を認めると、
他方の教義はうそだなんてことに。
でも、人が幸せにならない宗教なんて意味ないです。
だから、宗教のために争ったり、自己を犠牲にするのは
本末転倒です。
仏教はどうか良く知らないが、
イスラム教もキリスト教もその意味ではセマイ。
最近、宇宙科学者のホーキング博士が、
「宇宙の誕生には神は必要なかった。」
と、述べたところ、教会関係から多くの批判があったと。
今どき、なーにをいっとるんじゃあ。
「想像してごらん、天国などないと。
やってみれば、簡単なこと。
足下には地獄などなく、上には空だけが広がっている。
想像してごらん、
殺すものも、犠牲者もなく、国家も宗教もない世界を。」
っていうジョン・レノンの有名なこの歌、
歌詞どおり歌っちゃダメ、
というとこもあるらしい。
(私の個人的な訳詩なので悪しからず)
進化論を否定しちゃう一派もいるらしいからなあ。
まあ、もしイエスキリストさんが今生きてたら、
どうでしょうね。
多分彼は人格者だろうから、怒りはしないけど
そんな人たちには、がっかりするでしょうね。
もちろん、大多数のキリスト教を信仰する人々は、
自己の生活や社会をより良いものにするために利用してると思いますけど。
そして、もちろん、同じくイスラム教を信仰する大多数の人々も。
注)タイトルはドイツの詩人ハイネの言葉だそうです。
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