ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2022.06.19

「トップガン・マーヴェリック」観てきました

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 さて土曜の午後のもう一つのミッションとは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここ、アシコタウンにはいつも利用するユナイテッドシネマがあります。

妻と待ち合わせて映画を見る約束。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回見るのは「トップガン・マーヴェリック」。

本当は先に公開された「シン・ウルトラマン」を観ようと思ったのですが、

上映時間が予防接種時間と重なっていたため、

今回はこちらを観ることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、この映画、いわずとしれた1986年の映画「トップガン」の

36年ぶりの続編です。

本来は2020年公開予定でしたがコロナの影響で延期になっていました。

もともと海軍機好きのワタシはこの初代の「トップガン」を観て、

アメ横でG-1フライトジャケットを買いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、今日の鑑賞に先立ち、

昨夜アマゾンプライムで1986年の「トップガン」を

「復習」しておいたのですが、これが良かったです。

なんと、新作「トップガン・マーヴェリック」は

オープニングシークエンスがトップガン設立の経緯を説明する字幕から

空母からの発艦シーンまですべて第1作を踏襲した演出になっていました。

曲も同じ「Danger Zone」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あー、ここで全部ココロ持っていかれました。

もう、泣きそうです。

違うところはF-14とA-6、A-7だったのが、

F-18とF-35 になっているところ。

そしてもう一つ、これは後で知ったのですが

トップガン説明のテロップが「men」から「men and women」に変わっていたそうで、

なるほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第1作を超える続編はない、というのが映画界の定説ですが、

ひょっとしてオレ的には新作の方が面白かったのでは、

少なくとも2日連続で2作を見比べた範囲では、という印象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 59歳になったトム・クルーズは、

二枚目ではあるが、もともと童顔なのでどこかトッチャン坊や的な風貌で

それほどカッコイイともいえないのですが、

よく頑張っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 周囲のトップガンパイロットに二枚目を配さなかったのは

トム・クルーズが自分が目立ちたいための

ハリウッド・パワハラかと思いましたが、

これはこれでよかった。

ジャニーズ的な2枚目お坊ちゃんがエースパイロットでは

かえって興醒めですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、映画の主役はなんといってもヒコーキなので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦闘シーンなどは当然CGとの組み合わせだと思いますが、

ともかく実際に実機が飛んでる、というリアリティはスゴイ。

ちなみにF-18の機体使用料は1時間当たり144万円かかったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本当はF-35 が出るべきところを、

映画の中ではよくわからない理由でF-18でなければこの任務は出来ない、

と、強引にF-18を主役に据えたのは大変ウレシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 劇中の作戦も、これはやっぱり無人機を使うよなあ、

という内容ですが、ハリウッド映画なのでこれでヨシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作戦はスターウォーズのダークスター襲撃を彷彿とさせますが、

そのオリジナルは朝鮮戦争を描いた映画「トコリの橋」。

その映画ではF-6Fパンサーが主役でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、最後にF-14が登場しちゃう💛

最初の映画のセリフで敵基地には第5世代戦闘機と古いF-14がある、

というのがあって

F-14があるとするとこの国はロシアや中国、北朝鮮では無くて

イランしかねーじゃんと思ったのだが、

これが伏線になっていたとは。

アメリカ以外でF-14を採用した国はイランしかないのですが、

まあ、架空の第三国ということで。

トム・クルーズがその扱い慣れた可変翼を武器に

相手の最新鋭第5世代戦闘機を翻弄する場面はワクワクしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 F-14の運用は1974年で、F-18の運用開始は1983年だが

F-14はその運用コスト高により2006年には退役しており

現役で最新のアビオニクスに改修、更新されているF-18とは

見た目の違いはそれほど多くなくとも

コックピットはまったく別のシステムであろうから、

同乗した若いルースターがその古さに愕然とした、というシーンは愉快でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、最後、あの状況でハングマンが助けに来る、

というのも鉄板のお約束なのですが、

これが、ハリウッド・エンターテインメントの極み。

じゃあ、なんでハングマンはF-35ではなく、

旧式のF-18で助けにきたのか、という野暮な質問は置いておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、映画はこの爽快感が大事、

ということで、今回の「トップガン・マーヴェリック」は合格です。

それにしても気になったのは、劇場で見たお客さんの年齢層の高さ。

杖をついている年配の女性など、高齢者の個人、グループがほとんどでした。

そういえば曲もデビッド・ボウイのLet’s DanceやT-REXのGet it On。

F-18の飛行シーンでザ・フーのWon’t Get Fooled Againがかかったときはシビレました。

前作「トップガン」は青春映画であったが、

この映画のターゲットはワレワレを含め、

1980年代に青春を過ごした年代なのだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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