鹿島国見聞録
鹿島国は遠い国である。
かつて、東北道、首都高、東関東道経由で
それこそ水行1000里、陸路500里、さらに、水行10日,陸行一月の邪馬台国なみの行程であったが、
北関東道の全面開通により、かなり近くなった。
それでも今回、大洗まではスムーズに行けたものの
国道51号はろくに人の住んでない土地を通る割にはけっこう謎の渋滞があった。
ひさびさにやってきたぜ、鹿島国。
スタジアムが遠くに見えるが、ここは、駐車場出るときの渋滞が激しいので、
過去の経験からあえてなるべくスタジアムから離れた駐車場に駐める。
スタジアムに向かう人は
一見、わたしたちと似た「赤いもの」をまとっているが異国の人である。
(漏れ聞こえる言葉も独特のイバラギ語である。)
さあ、着いた。
親切に日本語で案内が書いてある。
我々ビジターの入口はぐるっと回った反対側のようだ。
なんか、チョー裏口みたいところから入る。
しかし、中に入るとアウェイ専用コンコースはレッズサポでごった返し、ホッとする。
ところで、カシマスタジアムはJリーグきっての「グルメスタジアム」である。
いろいろ行ったが、食べ物の美味さではここと清水エスパルスの「日本平スタジアム」が双璧であろう。
(最近はエスパルスはレッズ戦ではエコパスタジアム開催が多いが、そっちはやや落ちる。)
早速、カシマスタジアム名物「モツ煮」の列に並ぶ。
売ってる子も可愛いので印象さらにアップ♪
これこれ、いやー、ウマイの何の。
モツ煮(大)を平らげたあとは、もうひとつの目玉「ハム焼き」の列に並ぶ。
これが幾重にも折り返すとんでもない長蛇の列!!
しかし、この香りに負ける。
特許なのかあ。
何が特許かわからんがとりあえずスゲエヽ〔゚Д゚〕丿
それにしても、列も長いが、休まず一人で延々焼き続けるこのオヤジもサスガである。
結局、1時間半くらい並んでキックオフにちょこっと遅れた(T▽T)
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2014年J1第30節
鹿島アントラーズ 1-1 浦和レッズ (鹿島サッカー場)
(前半 1-0)
(後半 0-1)
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試合は既に始まっており、
PKとったぞ、というサポの声を聞いてそのまま最寄りのゴール裏入口から飛び込む。
おおホントだ、決めてくれー。
しかし、マルシオのPKは、アントラーズGKソガハタに止められ、みんなでがっかり。
PK失敗を見届けたあと、上層に移動し、
座れるところで先ほどの「ハム焼き」をとりだし観戦。
これも激ウマ。
その後相手のいいところを潰し合うような展開。
しかし、前半39分カイオにゴールを決められてしまう。
レッズとの勝ち点差7のアントラーズだが、
ここで勝てばその差を一気に「4」まで詰められる。
アントラーズとしては勝ちがマストのゲームだけに、気合いが入る。
後半、マルシオに変え李忠成を投入。
すると後半、その李忠成が阿部のシュートのこぼれを押し込んで同点!
盛り上がるゴール裏。
その後双方にチャンスがあったが
このまま得点は動かず、ともに勝ち点1をわけあった。
勝ち点差は7のまま変わらないが
残り試合の数が減ったことを考えれば、
追いついたということも含め今夜の両者の戦いはレッズの勝ちであろう。
フロンターレは残留争いをする甲府に負けたが、
ガンバが勝って、勝ち点差3に詰めてきた。
ここまでくればリーグ戦といえどもトーナメントに近い。
一つ一つ相手をたたきつぶすだけだ。


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