ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2016.12.23

餅つき大会を知らない世代

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 ノロウイルスの流行で餅つき大会を取りやめることが多いそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 評論家や専門家の意見はさまざまであるが、

その中に「古くからの伝統である餅つき大会・・・」という文言が

肯定、否定を問わず出てくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「餅つき大会」は古くからの伝統じゃないぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少なくとも我々の子供のころにはほとんどなかったように思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昭和30年代、高度経済成長の波とともに、

次々と新しい家電製品やそれにともなう新たなライフスタイルが提案され、

古いものは次々に姿を消していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子供の数は多かったが、大人は子供に手をかけることなく自らの仕事で手いっぱいだったし、

子供は子供で勝手に空き地や広場で遊んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だから、幼稚園や地域の子供会でも、

クリスマス会はあったが、餅つき大会や子供神輿なんてものはなかったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少なくともワタシの住んでた地域では、

昔はそんなこともやったらしいという絶滅した風習であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1980年代になり子供が空き地から姿を消し、小学校の校庭を放課後使うことができなくなり、

塾やスイミングスクールに行くようになり、

その送り迎えを母親がクルマで行うようになった時代から、

大人が子供に手をかけるようになり餅つき大会なんてものが復活して流行りはじめたのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そもそも餅つき大会なんてのは大人がいなければできないし、

子供が勝手に山でセミ取りや、神社でチャンバラごっこをしていた時代には、

大人は大人の社会、子供は子供の社会で別々の世界であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 でも今の若い親にしてみれば子供のころからあったわけで、

それをずっと昔からあったと思いこむのは当然かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 でも、そのちょっと前は餅つき大会なんて、

多くの子供たちにとっては雑誌の挿絵やテレビドラマでしか見たことのない

それこそ「絵に描いた餅」であったのだ。

 

 

 

 

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