静的パスサッカー
今日のキックオフは1時。
いかにもこれは間に合わないので、熊谷行きは早々にあきらめていた。
そもそも、年末の土曜日で1時に外来終わるのか。
しかし、思ったほどは混雑せず100人ちょっとの来院で
1時のテレビには無事間に合う。
考えてみれば今年のカレンダーでは来週金曜まで
ほぼ1週間まだ外来があるので、
来院する患者さんがバラけたようだ。
第91回天皇杯 準々決勝
FC東京 1-0 浦和レッズ (熊谷スポーツ公園陸上競技場)
(前半 1-0)
(後半 0-0)
J1ギリギリ残留の浦和レッズとJ2ダントツ首位のFC東京。
確かに一昨シーズンまではFC東京は「お得意さん」であったのだが、
1年J2で揉まれた彼らは自信を持っていた。
今年J1に昇格しいきなり優勝した柏レイソルの姿は、
彼らにとっての頼もしい「先例」であったはずだ。
序盤から激しいプレッシングで
試合の主導権を腕づくでもぎ取ろうとするJ2チャンピオンの迫力の前に
J1のプライドは完全にねじ伏せられた。
決勝点となったバイタルエリアで横への動きのあるパス交換からのシュートは、
まさにレッズがやらねばいけない事だったはず。
試合が進むにつれプレスをやや引いたFC東京に対して、
ある程度のボールポゼッションができるようになるが、
最後までパスが止まっている味方の足元への「静的」なパスばかりで、
これではシュートまで持ち込むことは不可能だ。
サントス相手のバルサがあれだけバイタルエリアでショートパスをつなぎ
決定機を作ることができるのは、
足元であっても出し手も受け手も「動的」であるからだ。
(もちろんパスのスピード、正確性、そして何よりトラップの技術力もあるが)
来季レッズがどのようなサッカーを目指すかまだわからないが、
パスサッカーをしようとするならパスの質を根本的に考えないと、
また同じような低迷は免れないだろう。
ともかく、これで今年が終わりました。
負けは残念だが、このサッカーで天皇杯優勝できるとは思わないので、
ここで負けてすっきりした気すらする。
万が一、何となく決勝までいって、元旦の決勝で京都サンガあたりに負けたら
そりゃ、かえってショックですぜー。


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先生の言う通りです。ボールを受けてからどこに出そうかでは遅いのです。プレミアリーグ下位のチームですらあれ程遅く不正確ではありません。まあ今期も終わりました。来年になれば良い風も吹くでしょう。何の根拠もないけれど、なぜか楽観的なわたしです。
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suzuki様
何の根拠もなく、、、、なるほど、わかる。(笑)
来年こそ、と何回言っただろう。