青菜と書いてせいさいと読む。
この間、山形で買って来たお漬物。
山形は実にお漬物の宝庫です。
これは「青菜」。
「あおな」ではなく「せいさい」。
ちなみにパソコンでは「せいさい」から「青菜」への漢字変換は候補にありません。
8番9番は知らない言葉。
たしかにフツーは「あおな」だよなあ。
しかし、「青菜(せいさい)」は山形ではメジャーらしい。
ちなみに、味、食感はほぼ野沢菜と同じ感じ。
いわゆる「菜っ葉の漬物」は全国にあり、
日本三大菜漬けとは「野沢菜」「高菜」「広島菜」だそうだ。
野沢菜は、野沢温泉をはじめとする信州、
高菜は博多ラーメンにも入ったりする九州のもので有名ですが、
広島菜というのもあるのですね。
個人的には秩父の「しゃくし菜」は結構好き。
カヌーで秩父に行った時に知りました。
栃木県にも何かあるのかな、と考えたら
たしか「壬生菜」というのがあったな、と。
しかし、調べたら「壬生菜」の壬生は
京都の地名で、獨協医大のある壬生町では無かった。
新選組の前身、壬生浪士組の壬生ですね。
さて、山形にはほかに「おみ漬け」というのがあります。
これは「近江漬け」から来たと書かれていますが、
やはり主たる成分は「青菜(せいさい)」です。
これも美味しいのだけれど、
ともかく、これはおそらく東北地方全体に言えることだと思いますが、
山形のお漬物はショッパイ。
高血圧症のワタシにとっては、食べ過ぎは禁物。
野沢菜にお醤油かけて食べてたこともありましたが、
「青菜に塩」なんつったら、それこそ塩分チョー過多になってしまう。


広島菜を使ったふりかけで「ひろし」てのがありますよ。
製造は「ゆかり」を製造している三島食品です。
是非お試しあれ。
ちなみに私はまだ食したことはありません。(笑)