重要な試合
28日、ラグビーワールドカップでは日本代表が
世界ランキング2位のアイルランドと対戦。
土曜日の午後、テレビをつけたら試合が始まったところだったので、
せっかくなのでなんとなく見はじめたけれど、
ラグビーよくわからないし、
たいして面白くないので、15分くらいで見るのをヤメタ。
今日はそれより、はるかに重要度の高い試合が、あるのだ。
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2019年J1第27節
サガン鳥栖 3-3 浦和レッズ (駅前不動産スタジアム)
(前半 0-2)
(後半 3-1)
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前節までで浦和レッズは勝ち点31で15位、
サガン鳥栖は勝ち点27で16位。
16位以下がJ2降格となるので、
レッズにとってはまさにカド番の直接対決である。
ラグビーは、日本が勝ったところで、オー、スゴイね、
アイルランドが勝てば、やっぱりアイルランドは強いね、
ってことでどっちにしろ1週間もたたずに忘れてしまうが、
もし、この試合に負けて来年J2落ち、なんてことになれば、
丸々1年ツライ思いをしなければならぬ。
そもそも、この試合、鳥栖でのアウェイゲームなのにテレ玉が生中継。
アウェイゲームを生中継することは異例中の異例で、
この試合がいかに重要な試合か、ということだ。
天皇杯でアマチュアチームに負け、スッキリした(?)レッズの
出足は良かった。
ルーズボールへの寄せや、前への推進力もあり、
気迫あふれるプレーでサガン鳥栖を攻め立てる。
エース興梠がベンチ外ということで、
ワントップに入ったファブリシオが、
後方からのボールを頭で武藤に落とし、
これを、武藤が鮮やなワンタッチコントロールからゴール。
前半7分に早くも先制する。
ここまで、リーグ無得点だった武藤のゴール。
興梠不在のなか、ファブリシオ⇒武藤のゴール、というのは
チームに勢いを与える。
そして、その勢いのまま、前半29分には長澤が、
まるでマンガかアニメみたいなアクロバチックなシュートを決めてみせる。
まぐれとまでは言わないが
この試合にかける執念が生み出したラッキーシュートであった。
やっぱり、本気出せば、強いぜレッズ。
この試合は楽勝だ、残留争いも脱出だ、
佐賀に行った人は良かったねー、と思ったものだが・・・・・。
そうはいかないのが、このチーム。(ーー;)
今まで、何度も経験したことだが、
こういう試合でこうなっちゃうのが浦和レッズ。
もう30年間変わらない。
後半、豊田の投入から勢いを取り戻したサガン鳥栖に
浦和の守備陣は混乱。
後半、24分、29に失点し同点とされると、
さらに後半37分、残り時間も少ないところで逆転の3点目を喫す。((+_+))
あー、レッズが実力(?)を発揮しちまったー。(>_<)
このまま、まさかの敗戦かと思われた後半ロスタイム。
ペナルティーエリア内で岩波がつきとばされ、PKを得る。
誰が、蹴んの、誰が、蹴んの?
興梠はいない、武藤もファブリシオもすでにベンチ。
キャプテンマークを巻く槙野がベンチの組長のところに相談に行くが・・・
おおおおお、杉本!!
ボールを渡された杉本は「マジすか」といったらしい。
それもそのはず、
なんせ、ほんの3日前、
アマチュアチームホンダFCとの天皇杯ホーム埼スタで、
ロスタイムに得たPKをはずし、
帰りのバスをとり囲まれサポーターから罵声を浴びた杉本健勇である。
このプレッシャーたるや・・・・・
しかし、よく決めたぞ杉本健勇。\(^o^)/
それを託した槙野も男だ。( `ー´)ノ
ということで、最悪の事態は免れた浦和レッズ。
今度の水曜日はアジアチャンピオンズリーグ決勝進出をかけた
広州恒大との第1戦。
アジアの頂点を狙いつつ、J1の底辺を争うレッズ・・・(^^;)
ところで、ラグビーは日本が勝ったみたいです。
ふーん。良かったですね。


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