采配に見え隠れするカップ戦への思い
水曜日のACLで奇跡の逆転劇を演じ、
日曜日のリーグ戦のあとは、また水曜日に天皇杯4回戦。
通常なら、リーグ戦はベストメンバーで戦い、
天皇杯も4回戦くらいならメンバーをかなり落として戦う、というのが定石だ。
ところが現時点でリーグ8位。
上位との勝ち点差を考えると、
優勝はもとよりACL出場権内の3位以内というのも相当高いハードルである。
来季のACL出場を狙うなら、むしろ天皇杯で優勝することの方が、
現実的な可能性と言えなくもない。
そして、天皇杯4回戦の相手は「鹿島アントラーズ」(◎_◎;)
なして、ココでこのチームと当たる。
4回戦ではまだJ2の松本や名古屋のほかJ3の長野、
そして筑波大まで残ってるちゅうに、
よりによって鹿島アントラーズとは・・・。
そんなわけで、今回はリーグ戦のスタメンを落として、
天皇杯4回戦に温存するという、ちょっと見ない展開になった。
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2017年J1第26節
ジュビロ磐田 1-1 浦和レッズ (エコパスタジアム)
(前半 1-0)
(後半 0-1)
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レッズは柏木、阿部をサブに温存。
ラファエルシルバと李忠成はベンチにもいない。
ジュビロ磐田は昨年J1に戻ったが、名波ジュビロには去年、今年とホームでやられている。
厄介なのは、やはり中村俊輔だ。
と思ってたら、前半21分、果たして中村俊輔のFKから失点。
警戒していてやられちゃう、レッズの得意技(?)である。
試合はレッズペースだが、やはり柏木がいないと、
なかなか有機的な攻撃ができない。
だが、堀監督は最後まで、柏木を使わなかった。
あわや、敗戦かと思った残り10分ほど、
青木のスルーパスを興梠が決め、同点に。
しかし、その後も勝ち越し点は奪えず1-1のドローに終わる。
さて、そこまでして挑む天皇杯4回戦であるが・・・・。


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