ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2018.11.14

薬剤名 

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クスリの名前は意味があるようなないようなものなので

なかなか覚えにくかったりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

患者さんに、何飲んでましたか?

と尋ねると、けっこう間違って覚えてたりします。

大概は、わかるので、あえて訂正しません。

 

 

 

 

 

 

 

 

タオリンを飲んでました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、タリオンのことだな、と思うので、

はあ、そうですか、眠気は大丈夫でしたか?

などと、そのまま会話は進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「タオリン」はなんか、かわいくていいな、などと思っていると、

「飲んでいた抗生剤はトロミンです。」

なんてヒトもいて、

これは、間違いなく「トミロン」のことでしょう。

なんとなく、「トロミ」があって、飲みやすそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「扁桃腺が腫れてメイクアクトが、出ました。」

なんて話を聴くと、

うーん、「メイアクト」より「メイクアクト」のほうが効きそうだ、

などと思ってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近は厚労省の指導でジェネリック医薬品が推奨されるようになり、

処方箋も「商品名」出なく「一般名」で書きましょう、

という方向になってきています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一般名というのは薬の化学成分の名前ですから、

段違いに覚えにくい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キプレス」の一般名は「モンテルカスト」ですが、

患者さんの中には

モンテカルスト」をください、なんていう方もいます。

なるほど「モンテルカスト」よりは「モンテカルスト」のほうが語呂が良い。

アレクサンドロ・デュマの小説「モンテクリスト伯」なんてのもありますからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医者としても一般名をいちいち覚えるのは大変ですが、

最近は電子カルテなので、商品名を打って

右クリックで「一般名に変更」を行えばすぐできる。

ただ、一般名はやたら語呂が悪くて覚えニクイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

先に上げた「タリオン」はアレルギー性鼻炎に使う抗ヒスタミン剤の一種だが

一般名を「べシル酸ベポタスチン」という。

実は、メマイでよく使う薬に「メリスロン」という薬があって、

一般名を「メシル酸ベタヒスチン」という。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「タリオン」と「メリスロン」は間違うはずもないが、

メシル酸ベポタスチン」と「べシル酸ベタヒスチン」、

あれっ、どっちだっけ、と思ってしまいます。

べポスタチンメシル酸塩」「ベタヒスチンべシル酸塩

という書き方をすることもあるので、

ますます紛らわしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 商品名で、実際に間違いで問題になった事例があったそうです。

この間、製薬メーカーから手紙で連絡あり、

「マイスリー」と「マイスタン」との取り違え注意のお願い、という内容でした。

「マイスリー」は睡眠導入剤、「マイスタン」は抗てんかん剤、

なるほど、心療内科や精神科などでは両方使う薬でしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは主に電子カルテで「マイス・・」まで入れると、

候補リストが出て誤って選択しちゃう、ってことでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういえば、ムカシ、「沖雅也」さんと「仲雅美」さんという

よく似た芸名の俳優さんがいて、顔までよく似ていましたね。

まあ、最近のヒトは、知らんだろうなあ。(^-^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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