続々・理系と文系
なんかこの話題、シツコイっすけどいろいろ思いつくので。
そのバリバリの理系人間、ってやっぱりいるわけで、ワタシの友人にもいる。
ワタシの小学校時代からの友人Hくんは、バリバリ理系人間の典型であろう。
ともかく数学とか、理科とか計算にめっぽう強い。
勉強家、というわけではなくて、すーっとできちゃうのである。
おそらく、コレは天賦の才であろう。
芸術やスポーツの分野にもそういったことはよく見られるわけで、
生まれつき足が速いやつとか、音感の優れたヒトはいるものだ。
映画「アマデウス」で宮廷音楽家のサリエリが、
天才少年モーツァルトの才能に驚嘆し、嫉妬する場面とか。
どうみてもマラドーナがたゆまぬ努力からあの超絶的な技術を勝ち得たとは思えない。
つまり、ある一定のレベルから上の人は努力や訓練や
そしてまた性格とは関係ない「神の子」の才があるということだ。
HくんはO文社の全国模試で数学で満点を取って、
京都大学の理学部に現役合格し、
大阪大学の物理の教授やってるが、
こいつ数学は天才的なんだけど、
国語はからきしであった。
この間あった時は、
一緒にサッカー部だった中学時代のことなんか、ほとんど覚えてなくて
やっぱ、コイツはフツーの人間ではないな、と思ったものだ。
あちこち招かれて世界中で講演してるらしいが、空港と講演会場しか行かないらしい。
天才的な頭脳も運動神経も音楽的センスもないワタシは、
下手くそなオヤジバンドやりながら、
サッカーはもっぱら見る方で浦和レッズにうつつをぬかす
一介の町医者だったりするわけである。


コメント/トラックバック トラックバック用URL: