経営者の視点
草津白根山で噴火があり、訓練中の自衛隊員の方が巻き込まれ、
うち1名は亡くなられたそうです。
亡くなられた方には心よりお悔やみを申し上げますとともに、
怪我にあわれた方にもお見舞い申し上げます。
その上での話ですが、
草津のスキー場の方々や、ホテル、旅館の方もコレは
さぞかしタイヘンであろうと。
スキーシーズンはこれからがまさに本番。
雪も十分に降って、今年は大丈夫、と期待されていた矢先の惨事になりました。
以前は、あまり考えなかったことですが、
開業して事業の運営者になると、ついそっちの目線で見るようになりました。
そのちょっと前にも、ウナギの稚魚が記録的不漁で、
昨年の1、2%であるというニュースを見て、
ウナギが食べられなくて困るな、という以上に
ウナギ屋さんの経営は大丈夫だろうか、という方が大いに心配になった。
冷夏が訪れると、海水浴場やかき氷屋さんのことが心配になるし、
野菜の値段が上がると、食堂やレストランは困ってるだろうなあ、
などと自然に思うのである。
やはり自営業という不安定な業種の経営者としては、
マジメに働いていればキチンとサラリーがもらえる身分とは
それなりにものの見方、考え方が変わるものだ。
今でも突然患者さんが全く来なくなっちゃったらどうしよう、
なんてことをフト思うことがあるし、
開業してしばらくは、それこそ現実問題としてそんな思いの連続であった。
勤務医時代には考えもしなかったことで、
この発想は経営者以外にはワカラナイだろうなあ。
そんなわけで、なんか草津温泉に行ってあげたくなった。(^^;
「<草津白根山噴火>草津温泉 宿泊施設「キャンセル心配だ」」


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