祝 ボブ・ディラン、ノーベル文学賞受賞
さて、とんでもないニュースが飛び込んできましたね。
ボブ・ディラン、ノーベル文学賞。
そうか、その手があったか。
ワタシはボブ・ディラン好きだけど、熱狂的なファンではない。
CDは、数えたら13枚持っていた。
ディランはおそらく50枚以上のアルバムだしてますからね。
むしろディランには「乗り遅れた」世代であると自覚している。
1960年代に青春を迎えたディラン世代から遅れること10年のワタシは
ビートルズは後追いしたが、ディランはしなかった、できなかったというべきか。
ビートルズのそのメロディーや歌詞がある程度の普遍性を持つのに対し、
ボブ・ディランの作品は時代に密接に関係したメッセージ性があった。
だから、その時代にディランをリアルタイムで聴いた人に対しては大変なうらやましさを感じる。
もちろん作品としての普遍性は偉大であるが、作品の理解度という点では
コンテンポラリーな体験を持った人には及ばない。
なんせ、ワタシがはじめてボブ・ディランを知ったのが
1972年のガロのヒット曲「学生街の喫茶店」だったというのが、
まったくもってハズカシイ。
そもそも、英語の歌詞を正確にヒヤリングできないという点は
ディラン聴きとしては大きなハンディキャップであろう。
今まで、ワタシがボブ・ディランの曲をバンドで歌ったのは
「Like A Rolling Stone」くらいで、それもローリングストーンズ・ヴァージョンだ。
今度、何曲かボブ・ディランの楽曲を取り上げようかしら。
そうすれば歌詞も覚えるのでディランの「文学」にも触れることができる。
ノーベル賞には「音楽賞」はないが、
もし、ジョン・レノンが生きてたら
ノーベル平和賞をとれたかもしれないなあ、と、ふと思った。


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