消化試合をスッキリ消化
宇都宮にライブ見に行ってた関係で、帰宅して翌日の録画観戦となった。
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アジアチャンピオンズリーグ予選最終節
ブリスベン・ロアー 1-2 浦和レッズ(ロビーナスタジアム、オーストラリア)
(前半 0-1)
(後半 1-1)
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ゴールデンウィークのオーストラリアでのアウェイゲーム、
日程発表から楽しみにしてツアーを予約したレッズサポも多かったのでは。
(ちょっと、ワタシも考えた。)
しかし、前節で予選敗退が決まった浦和レッズ。今期初の「消化試合」となった。
スタメンは大幅に入れ替え、普段試合に出てないメンバー中心。
柏木、ズラタン、槙野等は遠征にも帯同してないという。
だが、これがなかなか良かった。
西川のおかげでまず出番のない大谷がはつらつとしたプレーを見せたり、
岡本や小島もいい経験をしたと思う。
しかし、すごかったのは興梠の存在だ。
怪我明けで調整の意味もあっての起用だが、
体の切れやプレーのセンスは、ピッチの中でも際立っており、
さすが浦和のエースだな、という印象であった。
途中交代の武藤も好調さをアピールし、
最初のタッチがゴールというのも素晴らしい。
いっぽう、李忠成の不調は深刻化しつつある。
ゴール前の決定機での反応がコンマ数秒遅い。
このコンマ数秒の遅さがストライカーにとっては致命的である。
だから、いいプレーはしてるんだけどゴールが取れない。
福田正博氏はもうちょっと力が抜ければ、といっていたが・・・・。
ともかく、こんな形で取れなかったACLでの勝利を手にすることができた。
最終節にACL予選突破の望みを残した鹿島アントラーズが、
直前のリーグ戦で主要メンバーを温存し、最下位甲府に敗戦を喫し、
そのうえ、ACLでも負けてしまったことを思えば、
前節ガンバ戦に迷いなく戦って勝利をおさめ、
またここで若手の経験や、興梠の復帰の手ごたえを感じつつ勝利したことは
結果的には、予選敗退が決定してたらこその収穫かもしれない。
うーん、人間万事塞翁が馬だなあ。


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