海堂効果
今年の我が家のマイ・ブームは
(いや、個人ではないのでアワ・ブーム?
そもそもマイ・ブームはすでに死語?)
何と言っても、海堂尊である。
以前も書いたが、登場人物が別の話でもいろんな形で登場するので、
次々に読まなければならなくなり、
すっかり「海堂商法」にしてやられている。
妻の読むスピードが速く、次々にアマゾンから本が来るので、
ワタシも頑張って、読んでいく。
とくにいろんなシリーズに登場する「白鳥捜査官」のキャラが秀逸で、
頭のカタイお役人や、いけ好かない医者に対する、
彼の歯に衣着せない頭ごなしのモノ言いは、まことに痛快である。
ホント、融通の利かない役人とか、
アタマの悪い医者は、世の中にいっぱいいますからねー。
この間、受診したおばあちゃん、
「熱が出て、ノドが死ぬほど痛かったんで、
近くの内科にすっ飛んでいったんです。」
はいはい、それでなんて言われた?
「これは扁桃炎だね、といわれました。」
何か、検査しましたか?溶連菌とか?
「インフルエンザの検査をして、出なかったので、この薬が出ました。」
と、出した紙には「クラリス4日分」と「解熱剤が1日3回」。
思わず、言ってしまった。
「バッカじゃねえの。」(@_@)
いかん、いかん。
海堂氏の一連の作品を読んでる方はワカルと思うが、
これはきっと「海堂効果、白鳥現象」だ。
ヤクザ映画見てきた人が、みんな広島弁になっちゃうみたいな。
世の中にはこの程度の医者がゴロゴロいるが、
思ったことを正直に口に出しては、イケナイ。(^^;


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