松山で禁煙学会(その2:道後温泉編)
昨夜は、旅館の温泉に入ったのだが、
やはりここ道後温泉に来たからには、
ここを訪れなければいけない。
「道後温泉本館」である。
1890年に100年後にも通用するような立派な建物を
ということで建造した当時としては破格の建造物だったが、
120年たった今でもすばらしい。
(アニメのモチーフにもなったらしいが、
私、ナゼカ、例の宮崎アニメが大の苦手で見てません。)
なんてったって夏目漱石や正岡子規、伊藤博文や昭和天皇、
そして古くは聖徳太子や額田王(ぬかたのおおきみ)山部赤人も入浴したという、
由緒正しい、日本最古の温泉だ。
額田王といえば、高校だかの古文の教科書の最初に
載ってたのが万葉集の額田王の歌だった。
「熟田津(にきたつ)に船乗りせむと月待てば、潮もかないぬ、今は漕ぎ出でな。」
この「にきたつ」こそ、今の松山のことらしい。
古文は大の苦手だったが、毎年、学年の初めには
「よしっ、今年こそ古文もがんばるぞ。」
と張り切るので、教科書の初めの章だけは、今でもいくつか暗記してる。
結局、古文はダメだったなあ。
また、勉強しなおしたいです。
さて、本館の入浴には4つのコースがあるが、神の湯2階席コースで行ってみた。
入浴後、2階の広間でくつろげる。
浴衣の貸し出しとお茶とお茶菓子のサービス付き。
ビールは売っていません。
(いや、まだ朝の9時半だから売ってても飲まないけど。でも、けっこう飲みたかった。)
やっぱり、気分がいい。
このレトロな感じがたまりませんね。
で、風呂上りに、そこら辺を歩くと「坊っちゃん時計」なるものがある。
いわゆるからくり時計で、時間になると坊っちゃんの登場人物の人形なんかが出てくるのだ。
せっかくなので、そこでガイドをしてる「マドンナさん」に一緒に写真を撮らせてもらう。
(なんかまだ風呂上がりだなあ、オレ。)
まあ、ついでに一緒にガイドしてる「坊っちゃん」も1枚。
(ちょっとおなか出すぎですぞ。)
その後路面電車で、市内へ戻ります。
実は、同じ路線を走る、「坊っちゃん列車」なるものがある。
混んでてやめたのだが、あとで知ったが料金が一般電車の倍で、
しかも冷房がないので、こっちで良かったかなあ。
そいで、午後は再び学会場に行き13時からの「禁煙セミナー」に。
やっぱ、一緒に撮るのは禁煙キャラよりマドンナさんの方がいいなあ。
セミナーのテーマは「未成年者の喫煙」。
いろいろ勉強になりました。
夕方のヒコーキで、帰ってきました。
いやあ、松山、いいところでした。
古い歴史と、文学の香りと、また、気取らない感じも好印象。
妻と、是非また訪れたい街だ、と意見が一致しました。
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