新春の「ド定番」
年末が「第9」なら、やっぱ新年はこれだぜ、
ということで妻と行ってまいりました「新橋演舞場」。
思えば、歌舞伎は夏の「四谷怪談」以来だなあ。
あの時はかの「海老蔵」さん、出てたのね、当時は知らんかったけど。
お飾りと角松で新春の装いです。
例のイヤホンガイドにも、干支のウサギさんがついてる。
さすが新年はチケットが取れにくく、前から5列目だが、
ぐーんと端っこなのだ。
同じ端でも向こう側だと「花道」があるのだが。
さて一発目は「御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)」。
ご存知、弁慶、義経の「安宅の関」の一幕ですな。
これが、すごくオモシロイ。
(ちなみに、舞台写真はお正月にNHKでテレビ中継した映像をカメラで撮りました。
会場はもちろん撮影禁止ですので。)
そして「幕間(まくあい)」。
今回は会場で買った「幕の内弁当」。
もともと「幕の内弁当」は江戸時代、歌舞伎などの芝居の「幕の内」に食べる、
というのが語源だから
これは、もうばりばり「正しい幕の内弁当」なのだ。
さて二幕目は「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」。
これナント舞台は大化の改新前後の話で、
後ろにいるデカイのは「蘇我入鹿」なのだ。
そんな古い時代の話もあったのかー、とビックリしたが、
時代考証がめちゃめちゃ、っていうか全く無く、
みんな風俗が江戸時代なのが呑気な感じだ。
この時代にちょんまげ、月代(さかやき)はねえだろう。
三幕目は「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」。
舞台は、鎌倉初期、源頼朝の時代です。
これは、慣例的に昔から新年に演じられてた演目らしく、
まあその意味では、年末の第9みたいなものだが、
各芝居小屋のその年の役者顔見世興業的なものなので、
どっちかっていうと「レッズ・フェスタ」の選手紹介かなあ。
この三幕目はアクションも少なく、
はっきりいって、私的にはあんまり面白くなかったです。
でも、まあ、そんなこんなで、
お正月らしいおめでたい雰囲気を味わってまいりました。
「こいつぁ、春から、演技がいいわえなあー。」
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遅くなりましたが、おめでとうございます♪
今年も(ずっとかナ)患者さんにとって親しみのある先生で居て下さいね(^^)
先生と家族皆様が笑って過ごせる楽しい年でありますように…。
すみません。歌舞伎に対してのコメントではなくて…(^o^;
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明けましておめでとうございます。
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今年もよろしくお願いいたします。