新型コロナ、再感染するのは
コロナに罹れば、免疫系が機能し、
ウイルスに対する抗体がつくられ、
ウイルス情報もメモリーされるので、
次に同じウイルスが侵入してもそれを駆逐することが出来ます。
しかし、残念ながらその効果は永続的なものではなく、
徐々に抗体価は下がり、
またウイルスの侵入を許してしまい、
再感染、ということになってしまいます。
では、その期間はどれくらいなのか?
今までは、おおよそ3カ月くらいだろう、
と言われていました。
それがどうももっと短いらしい。
先日当院に受診したお子さんは
10月にコロナに罹患しているので、
まだ、コロナには罹らないだろうと思いましたが、
その後コロナであることが判明しました。
息子に聞いた話だと、
彼の勤める都内のラボではウイルスの亜型も調べているが、
それによると検出されるウイルスは1,2カ月のサイクルで
ちょっとずつ変化しているとのことです。
ウイルスの呼称はBA5のままでも
その中で変化が起こり、ある程度進むと別の枝番が与えられ
BQ.1などと呼ばれるようになるのです。
この辺が、免疫の有効期限を短縮しているらしい。
11月中旬にかかったワレワレも
そろそろ安心はしていられない時期に差し掛かるようです。


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