政治家になるお医者さん
衆議院選挙終わりましたが、
今回の選挙もお医者さん、というか
医師免許を持っている方が多く立候補されたようです。
いわゆるペーパードクターのヒトもいるでしょうが、
クリニック経営しながら政治家になろうというヒトもいるのは、
ワタシなどには想像もつきません。
今回の一覧がこれ。
出身大学が載ってるのが興味深いですが、
東大、名古屋大から聖マリアンナ大や埼玉医大までと幅広い。
東大卒は3人もいますね。
調べたら東大卒で落選しちゃった田淵正文氏は、
選挙期間中に新型コロナにかかってしまったらしく・・・・。
潰瘍性大腸炎があるのでワクチン未接種だったそうですが、
東京の感染者数が20~30人台のところ
選挙事務所で8名ものクラスターが出てしまったところで
コロナと向き合う現役医師としては、
イメージダウンは避けられず、
まあ、落選もやむを得ないかな。
ただ、ご本人もイベルメクチンを推奨するなど、
反ワクチン派かどうかは分かりませんが、
ちょっと変わったセンセイだったようです。
一方、新潟で当選した米山隆一さんはなかなかすごいヒトでした。
新潟の中学校から灘高に入り、
東大医学部卒業後、医師になったのちに
東大の寮にいたときに法学部のやつが威張っていた、
という理由で、医師になって5年後に
司法試験に合格してしまいます。
どんだけ、アタマいいのか。(@_@。
地方の中学校から灘高に入るだけでも相当スゴイが、
そこから大学受験の最難関の東大医学部に進み、
その後、研修医の間に畑違いの司法試験に受かってしまうとは。
だが、その後新潟県知事になるが、
出会い系サイトで複数の女性との援助交際を週刊誌に報じられ、
最短の1年半で辞任に追い込まれています。
アタマの良いのと、その人が人格的に優れているかどうかは、
全く関係がありません。
その後、作家の室井佑月さんと結婚し、
今回、衆議院に当選し、またまた政界復帰。
医学部受験を経験した身からすると、
東大理科3類は、ちょっとやそっとの秀才では受かりません。
言っちゃあなんだけど、
やっぱ、ある種の「奇形」というか、
標準偏差から外れた頭脳を生まれ持っていないと
いくら努力しても絶対受からないと思う。
そして、女性買春問題から分かるように、
それと、医者としての適性もまた別モノ、
そして、政治家としても、また、しかり。
全く知らない人ですし、
どのような目的で政治家の道を選ばれたかは存じ上げませんが、
当選されたからには優秀な頭脳を生かして、
国民のために尽くしてほしいものです。


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