所詮は「親善試合」
かつては、ヨーロッパの強豪が来ると聞くと喜び勇んで見に行ったものだが、
この夏の時期がヨーロッパのチームにとってはプレシーズンマッチで、
しかも外貨獲得のための極東ツアーということが最近分かってきたので、
あまり、現地観戦に食指は動かない。
でも、埼玉スタジアム、完売ですか。(゚Д゚;)
テレビを見た限りではホームゲームのわり黄色いレプリカが多く、
レッズの試合としては異常に「アウェイサポ」が多い試合ではなかろうか。
それも「アウェイサポ」というよりはサッカーファンとその友人、彼女、といった
ユルイ人たちで、サッカー観戦初めて率も高かったのではないでしょうか。
地上波で生中継。
テレ玉以外の民放って、ひさびさだ。
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明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ
浦和レッズ 2-3 ボルシアドルトムント (埼玉スタジアム2002)
(前半 1-0)
(後半 1-3)
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この手の試合はアナウンサーが、
「いかに親善試合とはいえ、相手の本気度が高いか」
そして
「本場ヨーロッパのサッカーが、極東の島に国比べていかにハイレベルか。」
を、強調するので、
それを聞くたびにこっちはシラケてしまう。
内容は、良くも悪くも「親善試合」の域を出ないし、
ドルトムントの選手の技術はたしかに高いが、
今やJリーグにも、ACLにもそれくらいの選手はいる。
スタジアムの観客もドルトムントの選手が、
きれいなトラップや、ディフェンダーをかわすターンを見せると、
そのたびにおーう、とどよめくが、
普段のJリーグでもそれくらいのプレーはあるわけで、
やはり今日は普段スタジアムに足を運んだことがないヒトが多いんだろうなあ、
という印象であった。
まあ、遠藤君のヘッド、一つは得点になり、
もう一つは相手へのプレゼントボールになったので、
良かった経験を自信に、失敗した点は反省し、今後の糧にして欲しい。
ともかくこの手の試合、強豪チームはメンドクサイ守備、
身体をはった守備はわざわざやらないものなので、
レッズにも多く決定機がもたらされ、それなりの練習になったと思うが、
これはまあ、いわばバッティングピッチャーのボールなので
ちゃんとヒットしろよというか、つまりゴールに入れてほしい。
両チーム通じて、こんなにノーマークのシュートが多い試合ってそうないです。
少なくともこの種の試合で
世界に通用する、とかしない、とか、そういうことは語れませんので。
まあ、攻撃の形を再確認し、守備の問題を洗い出して
今後の「真剣勝負」に生かしてほしい。
解説の副音声「小柳ルミ子」さんにはビックリしたが、
残念ながら副音声の方は聴きませんでした。
主音声のリトバルスキー氏の日本語は、ともかくわかりにくく、
しかも、文章が長い・・・(^^;
ただ、文章が説明的で長いのは、ドイツ語文法の特徴だから仕方がない、
と、帰省中のドイツ語学科の娘が言ってました。


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