愚痴。
この間の敗戦後、多くの方に慰めとお悔やみの言葉を頂戴し
まことにありがたいことと思います。
終わってしまったこととは言え、チャンピオンシップのことを思うと
いまだに気持ちの整理がつかず、納得のいかない思いでいっぱいです。
レッズがチャンピオンシップに進出したのは3回目。
一回目は2004年、それまでJリーグ開幕から続いた2ステージ制最後の年、
セカンドステージで優勝したレッズは、
ファーストステージ優勝の横浜Fマリノスと
初めてチャンピオンシップを戦いました。
第1戦はマリノスホームの横浜国際競技場。
そのころはまだ日産スタジアムの名称はありませんでした。
チャンピオンシップという今まで経験したことのない晴れの舞台。
多くのレッズサポが初めて訪れるその場面に
ワタシも期待と興奮と崎陽軒のシウマイ弁当をもって
レッズ側ゴール裏で参戦しました。
当時横浜Fマリノスの監督はかつて日本代表を率いた岡田武史氏。
その3年前はJ2でコンサドーレ札幌を率い、
レッズが一度だけ経験したJ2ではついぞ勝つことのできなかったチームの監督です。
レッズの3バックの輌サイドに徹底的にロングパスをほうり込む戦術で、
レッズディフェンスを苦しめました。
そして、この試合後半に、レッズから戦力外になり
トライアウトでマリノスに加入になった河合選手のヘッドを食らい、
第1戦を0-1で落とします。
そして迎えた第2戦。
ホーム埼玉スタジアム、
ワタシは多分バックアッパーの北側ゴールよりで見ていたと思います。
点の入らないじりじりした展開でしたが、
後半遅い時間帯に三都主アレサンドロのフリーキックが
相手ゴールネット揺らし、1-0とリード。
2戦トータルのスコアは1-1とタイになります。
試合はそのまま終わり延長、PK戦へと進みます。
このPK戦に敗れ、レッズは優勝を逃します。
ただ、この年、年間勝ち点1位は浦和レッズ62、対する横浜Fマリノスは59でした。
この年はそうではなかったが、今年のレギュレーションでは
2試合のスコアが0-1,1-0ならば、年間勝ち点上位のチームが優勝となるので、
この年の優勝は第2戦の90分がおわった時点で浦和レッズのものでした。
そして、昨年突如10年ぶりにチャンピオンシップが復活。
浦和レッズはファーストステージ優勝したがセカンドステージはサンフレッチェ広島、
年間勝ち点1位もサンフレッチェ広島であったため、
準決勝で年間勝ち点3位のガンバ大阪と対戦。
ちなみに年間勝ち点首位のサンフレッチェ広島は74、
浦和レッズはそれに2点及ばぬ72であったが、
3位ガンバの勝ち点はわずか63でした。
この試合、0-0で延長に入り、延長後半でガンバ大阪に2ゴールを決められて敗退、
浦和レッズは決勝に進むことはできませんでした。
しかし、今年のチャンピオンシップのレギュレーションでは、
90分の試合が終わった時点で年間勝ち点上位のチームが勝ち抜けることになってるので、
そのレールが適応されていれば、浦和レッズはこの試合、引分けで勝ち抜け、決勝に進めたことになる。
で、今年のチャンピオンシップ決勝、
2試合のトータルスコアは2-2で引き分けなわけだが、
アウェイゴールルールで優勝を逃してしまいました。
もしアウェイゴールルールがなく、準決勝と同じく年間勝ち点優先だったら、
優勝は浦和レッズだったわけで・・・・。
。
まあ、たらたら愚痴ってもしょうがないけど、
スポーツのルールはシンプルな方がいいと思いますね。
そして、来年からこのややこしいチャンピオンシップがなくなるのは大歓迎です。


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