年末の夜間急患診療所
12月30日、今年は1日早く「冬休み」入り。
昨日の忘年会のブログを書き、
機材を車から降ろし、玄関には正月飾りを取り付けた。
イノシシが可愛いので今年はこれにしました。
お昼は帰省した家族と、近所のラーメン屋さん「泰鵬」で。
これも、恒例だ。
子供のころも、家族と年越しソバ代わりにここのラーメン食べた記憶があり。
で、夜は休日夜間急患診療所当番の日。
インフルエンザ、急性中耳炎、アデノウイルス等々……。
時節柄、東京とか、浜松、とか帰省中の患者さん多し。
そんな中、高熱でかかった3歳の女の子がいて、
検査の結果、インフルエンザは陰性。
扁桃炎の所見や急性中耳炎もないので
じゃあ、解熱剤だけ出しときますねー、
ということになりました。
その後、少しして診察室のドアをトントンとノックする音。
なんだろうと思い、
「どうぞー」と声をかけると、
おそるおそる入ってきたのは先ほどの女の子。
どうしたのかな、と思ったら
いきなり
「あげる」と手渡されました。
見ると、本人も同じお菓子を口にくわえてはにかんでいます。
年も押し詰まった救急外来、
忙しさの中にも思わずほっこりして、
出ていく女の子に
「早く治るといいね、よいお年を。」
と、声をかけました。
明日は大晦日。


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