年末のあわただしい診療の合間に天皇杯準決勝を見る
さて、年末といえば天皇杯。
だが、ここ数年は秋の初めころから始まり、
しかもその天皇杯名物「ジャイアントキリング」を自ら演出して早い時期に姿を消していたレッズ。
ところが今年は、何の関係か2,3回戦が免除され4回戦からの登場。
しかもその前にジャイアントキリングしてくれた町田ゼルビアのおかげでJ1のチームと当たらずに済んだ。
そして、準々決勝。
実はこの日はおぐじび忘年会の日で、忙しさのピークで録画をミスって後半しか録れてなかった。
しかも、レッズは前半で3-0とリード、
相手ヴィッセル神戸はひとり退場者を出しており勝負がほぼ決した後だった。
準決勝は29日火曜日、最後の午前午後診察のある日である。
混雑のピークは月曜日だったので火曜日は1時ちょっと前に午前の外来が終わる。
すばやく近くのスーパーでカツ丼弁当を調達。
あわてて運んできたので具がスライドしてしまった。
13時15分のキックオフに滑り込む。
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第95回天皇杯準決勝
浦和レッズ 1-0 柏レイソル (味の素スタジアム)
(前半 0-0)
(後半 0-0)
(延長前半 0-0)
(延長後半 1-0)
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タイトルを逃しまくっているレッズに残された最後のチャンス。
トーナメントのもう片方の山の準決勝がサンフレッチェ広島対ガンバ大阪であることを思えば
今回レッズは対戦相手にめぐまれている。
格の違いは明らかで、ゲームの主導権は渡さない。
だが、柏木をケガで欠いてからは、有効なボール回しができず
支配はするものの決定機が少なくなっていく。
前後半と0-0で試合は延長戦へ。
ここで、昼休みが終わり、午後の診察開始。
非常に気にかかるが、やむなく残りは終業後の録画観戦。
さて、診察終わり、延長戦。
90分間、延長有りなのでこの場合は120分間、優位にゲームを進めても
たった一回のミスで敗戦してしまうのが
サッカーというスポーツの恐ろしさ。
しかも、それをこの間のチャンピオンシップでも経験したばかりだ。
その教訓が生きたか、いや、梅崎のキックが相手にあたり、こぼれた先が縦方向だった偶然の幸運か。
しかし、この梅崎のクロスを決めきったのは
この大会を「自分の大会」にする、と宣言した李忠成の好調さだ。
延長後半終了間際のこの1点でレッズは9年ぶりに決勝にコマを進めた。
決勝の相手は、なんとガンバ大阪。
ここしばらく、レッズが優勝に手をかけるたびに直接対決でその道を阻んできた因縁の相手である。
直近のチャンピオンシップ、年間勝ち点2位のレッズは延長戦で年間勝ち点3位のガンバに敗れたが、
来季からルールが変わり、90分で引き分けの場合は延長戦を行わず、
年間勝ち点上位のチームが決勝に進むことになった。
すなわちそのルールなら決勝戦に勝ち進んだのはレッズの方であり、
年間王者の可能性もあったということだ。
まあ、イイでしょう。
ここで、ガンバを倒して優勝することは大いに意味があるということだ。
そして、準決勝の前にあらかじめ買っておいた決勝戦のチケットも無駄にならずに済んだし。


あなたのコメント 意外にも早く訪れたリベンジマッチ。この機会を逃してはいけません。そろそろ勝てる気がするのですが楽観的すぎですか?明日も仕事のため録画観戦になってしまいます。先生、僕の分まで大声張り上げて来てください。よろしくお願いします。あ~あ、そろそろ優勝記念グッズ買いたいですねー。
suzuki様
そろそろ勝てる、いや、つい私もそう思うのですが根拠がありませんね。(^-^;
一年の計は元旦にあり。良い年明けにしたいです。