大哺乳類展2
花粉症も終わったので、土曜日はラクかなあ、と思っていましたが、
けっきょく14時過ぎまでかかりました。
もし、他の曜日でも来院可能な方であれば、
なるべくウィークデイでの受診をお願いします。
これから、学校検診の受診者が、特に土曜日に集中すると思われますので。
で、急いで駅に行き、乗り込んだ電車で、遅い昼ごはん。
2週間ぶりにまた上野へ。
もうソメイヨシノは終わって今は八重桜。
正岡子規記念球場では野球やっていました。
今日はコチラです。
科博の大哺乳類展2、春休み明け、大型連休前が穴場かと。
おまけに今日は天気がいいので、子供連れは
動く哺乳類のいる上野動物園に流れるはず。
そして、土曜日は通常17時までのところ20時まで開館。
ビンゴ!
待ち行列なしで、すぐ入館です。
おそらく大型連休が始まればこうはいくまい。
館内も大混雑はなく、ゆっくり見られました。
最初は、哺乳類の歩行について。
ジャイアント・パンダ、骨になるとわかんないなあ。🐼
ライオンの親指のツメは、ヴェロキラプトルに似ていることを発見。
今回、最も興味を引いたのが、クジラとオカピが同じ仲間だった、ということ。
オカピが珍獣だから、というワケではなく、
ウシも、シカもみんなクジラの仲間なのだ。
昨今のDNA解析の進歩によりクジラ目と偶蹄目が近縁であることがわかり、
新たに鯨偶蹄目とされたという。
コレはスゴイ。
たしかにDNAは「動かぬ証拠」。
最近は動物に限らず植物学でもDNA分析により分類の改変が進んでいるという。
だから、クジラの肉は牛肉の味がするのか、とチラッと思った。
ムカシは牛肉の大和煮缶は高かったが、クジラの缶詰は安かった。
系統樹も変わってくるわけだ。
摂食のコーナーでは、顎と、歯の標本がオモシロかった。
職業がら、頭蓋骨、頬骨弓、下顎骨のカタチなんかは興味深い。
オオアリクイ、ヘンテコすぎる。
イッカクの角は、歯だとは知っていたが改めて標本で見るとなるほどスゴイ。
真ん中から出てるようで、片側の1本だけが伸びている。
コレは、動物の陰茎、男性器です。(^^;)
あれこれ、盛りだくさんでたっぷり楽しめました。
ワタシも、哺乳類なのだ。
このパンフレットの裏側は、多分このように使うためのもの。


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