夜明け前が一番暗い
前日の広島対鹿島の広島はすばらしかった。
ヒサトの決定力もさることながら、
次々に連動してパスをつなげる有機的な攻撃。
全員の意思統一がなされていて、判断が早い。
ディフェンスラインから、攻撃の形が始まるサッカー。
おお、こういうサッカーをレッズは目指してるのか。
と、感心したものだ。
さてその結果、鹿島は勝ち点の上積みができず、
レッズが勝てば勝ち点差は7に。
最終節で鹿島に勝つから、実質的な勝ち点差は7-3で、たったの4じゃん。
おお、こりゃ行けるかも、と乗り込んだ日曜日の埼玉スタジアムだったが。
2009年 J1第20節
浦和レッズ 0-1 清水エスパルス (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-0)
(後半 0-1)
取らぬ狸の皮算用。
前半のレッズはいい感じだった。
パススピードも速く、ドリブルやポジションチェンジをまじえ、
この3試合のうちでは一番決定機を作ってたのでは。
元気、直輝の若手もよく動いてたが、一番気合が入ってたのが阿部勇樹。
やっぱ、前回のオウン・ゴール、悔しかったんだろうなー。
しかし、叩いても叩いても、扉が開かない。
一点が、遠い。
そして、後半にかけて、疲れもありだんだんマッタリしてくる。
都築から坪井へ、坪井から暢久へ、暢久からまた坪井に、
坪井から阿部に、阿部から平川に、平川からまた阿部に、・・・。
何度この最終ラインをボールが横移動しただろう。
広島の攻撃はここから始まっていた。
鹿島がポゼッションしてたということもあるが、最終ラインから前線への
供給線が、はっきりしていた。
それにしても、相変わらずもろいディフェンスライン。
今回は、岡崎を怖れるあまり、そっちに人数が引っ張られてフリーの選手を作ってしまいました。
まあ、新しいスタイルは依然完成途中で、
怪我人も多く、連戦の疲れもあり、
仕方ない、っていちゃえばそれまでなんだが・・・。
この際、少しうまく行かなくても、このサッカーの熟成を待ちましょう。
補強の話もあるようだが、あくまで今のスタイルを補う選手を選んでほしい。
くれぐれも、エメやワシントンみたいに、
預けとけば何とかしてくれるフォワードを獲らないように。
せっかく、維新になったのにまた江戸時代に戻っちゃいますから。


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また負けたー。せっかく広島がやってくれたのに。だんだん冷静を保つのが厳しくなってきます。中断明けアウェーのガンバ戦、嫁さんと息子が参戦するそうです。僕はホームのレイソルです。怪我人の回復と巻き返しを強く強く期待します。まだまだこれから。自分にいいきかせる意味も込めて。
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ホント、冷静でいられないっていうか、ナントカしてくれよー、って感じです。
まあ、週末、まったりとどーでもいいJOMOカップで頭冷やして、
リーグ戦に向けてまた気合を入れなおします。
ガンバは行けないけど、レイソルは行きますぜ。
ともにがんばりましょう。
できればJOMOカップでマルキーニョスとか小笠原あたりが怪我しないかなんて
イケナイ事を考えたりする、今日このごろです。