堀新監督2連勝
サマソニの前に土曜日のリーグ戦。
日曜日のサマーソニックに行くために、
夜間急患診療所の当番を交代してもらったため、
土曜日の埼玉スタジアムに行くことはできなくなった。
帰って、DAZNの見逃し配信で観戦。
風呂から出て、再生の設定をして、ついでにビールをセット(?)して待つが、
いつまでたっても始まらない。
すわ、またまたDAZNトラブルかと思ったら、
画面に「雷雨のため試合開始が遅れています」の文字。
ライブ中継ではなく、見逃し配信でもここから配信されるのかよ。
そんなわけで、15分、30分と小刻みに早送りして
試合開始時点を探すが
(早送りしすぎて試合途中からは見たくないので)
けっきょく1時間遅れでの試合開始となったようだった。
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2017年J1第23節
浦和レッズ 2-1 FC東京 (埼玉スタジアム2002)
(前半 2-1)
(後半 0-0)
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きょうの相手はホームでは2004年以来負けたことがないFC東京。
しかし、いまや「強豪ではない」浦和レッズが、堀監督になってどう戦うか。
相手攻撃陣を見てびっくり。
FWは大久保、前田のベテラン強力2トップでJリーグ通算得点は
大久保が178点で歴代1位、
前田が153点で歴代4位、
現役J1プレイヤーではこの2人が1,2位である。
その2人あわせて331点点取り屋のスタメンに加え、
サブには昨年J1得点王のピーター・ウタカと、
元日本代表の俊足FW永井謙佑が控える。
このうち前田は2015年にジュビロから移籍、
他の3人は今シーズン獲得した。
一体どんだけ点取り屋好きなんだ。
おまけに高萩洋次郎、GK林も今期獲得しており、
金あるな、FC東京。ヴィッセル神戸には負けるが。
しかしそれだけ補強して順位は現在レッズの一個下の9位、という不思議なチームである。
(よく監督、クビになりませんね。)
堀監督はその相手に対しKLMで対抗。
KLMこと興梠、李忠成、武藤の3人は、お互いをよく知った攻撃トリオ。
今回、その熟成された連携が、見事に功を奏した。
序盤、ボール支配率はFC東京の方が上回ったが、
17分の駒井のクロスを武藤が落とし、の興梠のゴール。
そして1点失った後の30分、
柏木、李、武藤のワンタッチパスから興梠フィニッシュ。
2点ともに美しい連携からの得点で、
レッズがここしばらく忘れていた必勝パターンを思い出したのかのような展開であった。
FC東京のジンクスが深くのしかかっていたのか、
レッズがかつてのサッカーを思い出したのか、
そのどちらが大きいかはわからないが、2-1でFC東京に勝利。
堀監督になってから、
1分けのあと2連勝。
途中のシャペコエンセ戦を入れれば3連勝と、
レッズが息を吹き返しつつあることは間違いない。
しかし、組みしやすい相手との試合が続いたここまでは、リハビリ期間。
カップ戦を挟んだ連戦になるここからが正念場である。
しかし、そのカップ戦の相手、
今週のACL準々決勝は現在リーグ3位の川崎フロンターレ、
翌週のルヴァンカップノックアウトステージは
現在リーグ2位のセレッソ大阪、
そして来月の天皇杯4回戦はリーグ首位の鹿島アントラーズ
との対戦である。
なんと、これでもかというようなイバラの道。
だが、本来、そのすべてに勝てる力を持ってるはずなのだ。
真価が問われる。


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