名古屋を蹴落とし、ルヴァンカップグループリーグ突破に王手。
ルヴァンカップもグループリーグは早や終盤。
現在勝ち点7のレッズは、今節、名古屋に勝ち、
かつ、広島がガンバに勝てばグループリーグ突破が決まる。
一方、名古屋はここで負ければ突破は絶望になる。
リーグ戦の日程が立て込む中、
この辺のチームの目標をどこに設定するのかがビミョーになってくる。
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2018年ルヴァンカップ グループリーグ第5節
浦和レッズ 2-0 名古屋グランパス (埼玉スタジアム2002)
(前半 1-0)
(後半 1-0)
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土曜日のリーグ戦とは先発9人を入れ替えたレッズ。
それでも、マルティノス、李忠成、武富、岩波、山田直輝など、
リーグ戦のスタメンでもじゅうぶんイケるタレントがいるわけで、
レッズの選手層の厚さはやはりなかなかのものだ。
カップ戦とリーグ戦で上位の戦いをするためにはこれくらいのタマは必要なわけで、
逆に言えば、ACLもないのだから、
ルヴァンカップ予選で敗退しちゃったら、それこそ宝の持ち腐れで、
タレントを消費できなくなってしまう。
さて、このゲームに負けるとあとが無い名古屋は当然、激しく攻め立てる。
前線からボールを奪いに来るスタイルで、強引なドリブルやウラをつく動きで、
試合を優勢に進める。
だが、先制点はレッズだった。
前半32分、長澤からのパスに武富が左サイドを深くえぐりゴール前に早いクロス。
李が飛び込んで後ろに送るとファーでフリーになったマルティノスがきれいにミート。
マルティノス移籍後初ゴールは、
グランパスに大きな打撃を与えた。
後半もレッズに追加点が入る。
65分、高い相手ディフェンスラインの裏に飛び出した李忠成はGKと1対1。
こういう場面は意外と決められないものだが、
李は落ち着いてキーパーをかわしてゴールゲット。
この辺、李の貫録勝ち、といったところ。
このまま2-0で勝ち切ったが、ガンバが広島に勝ったので、
グループリーグ突破は最終節に持ち越しになった。
チーム状態は徐々に上向いて、あとワールドカップ中断まで残り試合数は2。
一方、そのワールドカップは、監督解任もあって、全く盛り上がっていませんな。


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