半世紀の男
さる13日は、私の50回目の誕生日。
んー、50歳か。
半世紀の男、っていうとなんかすごい。
それにしても、忌野清志郎氏は58歳で死んでるし、
ゴジラ映画で有名な俳優の平田昭彦氏は56歳で死んでるし、
ウチの親父死んだのは57歳だったし、オレはあと何年生きるのかしら。
さて、この時期は毎年、日本耳鼻咽喉科学会の総会があります。
例年は学会参加のため、毎年一日くらい休診にさせていただいて、勉強してくるんですが、
今回は会場が東京、ってことで、まる一日休診にするのも申し訳ないので、
昨日木曜日の午前中だけ休診ってことにさせていただきました。
朝早起きして出てって、昼帰ってくるのも大変なので、
前の日水曜日が半日なのを利用して、夕方東京に行き、
直接会場となっているホテルにチェックインして、翌朝9時から午前中の講演だけ聞いて
午後1時10分の浅草発で帰ってきて、午後3時から診療、というスケジュールにしました。
別に学会場以外に行く時間も無いのですが、
会場のホテルのすぐ近くに東京タワーがあるので夕食のあと、妻と二人で歩いて行ってみました。
おお、東京タワーなんて何年ぶり。
しかも夜来たのは初めてです。
ライト・アップされてきれいです。
思わず遠藤賢二の「哀愁の東京タワー(テクノ編)」を、心の中で口ずさんでしまいます。
中に入ると、季節柄、修学旅行生がいっぱい。
「八戸市立○×中学の方は集合時間ですので、バスにお戻りください。」
なんて、アナウンスが流れてます。
うーん、こいつらきっと東京タワーのキーホルダーとか、
東京タワーつきキティちゃんの携帯ストラップとか買っただろーなー。
それとも、展望台でメダル買って、名前刻印したりして。
せっかくですから、エレベーターで展望台に上ってみました。
予想してたけど、やっぱり思ったより低い。
子供の頃上った時は、わーすっごく高い、と思った記憶はあるが、
今は高い建物はいっぱいありますからねー。
しかも、夜景もきれいなんだけど、ここら辺で一番きれいなの東京タワーなんで
逆に上っちゃうと見えないわけだ。
・・・・・そういえば。
今を去る20年ほど前、妻と私は新婚旅行でヨーロッパに行きました。
最終日がパリで、やはり夜に二人でエッフェル塔に上りました。
「あ、あれが凱旋門だね。」
「セーヌ川に船が浮かんでる。」
「あっちのほうがモンマルトルの丘なのかなー。」
と、そこで、おもむろに妻が
「ねー、エッフェル塔は、どこかしら。」
「・・・・・・!?」
「目立つはずなのにねー。」
「・・・、いや、エッフェル塔は、その、ここだから。」
「!!!」
この女と結婚して大丈夫か、と思いましたが、どうにか今まで仲良くやってきています。
(実は、この話は妻に封印されてたのですが、ついに書いちゃいました。)
翌日は、午前いっぱい、学術講演を聴いて、
「りょうもう号」の中で駅弁でお昼を済ませ、無事午後の診察に間に合いました。
しかし、100人もの方が来院されて大変でした。
さて、50歳。
今後も、早死にしないように、がんばります。


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お誕生日おめでとうございます。
いやぁ「半世紀の男」って言い方をすると、なんかスゴイ。
じゃあ私が初めてお目にかかったのは、四半世紀前くらいって事ですね。
私も同様にトシを取るワケです….
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そうですね。
歳が倍になりました。(笑)
当時のK坂さんとかY本さんよりずっと上ってことですね・・・。
いたはや。
[…] 「半世紀の男」 […]