ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2016.07.02

医者に出されても飲んではいけない薬

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 お医者さんの巨大掲示板サイトで話題になっていた「週間現代」。

 

 

 

 

 

 

 

 「医者に出されても飲み続けてはいけない薬」(゚Д゚;)

 一応買ってみました。

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 しかもこの記事、ウケたみたいで気づけばシリーズ化しとる。

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 内容は、かなり「もって」ある。

 医者たちが次々に証言って、マジか。

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 よく読むと、まるっきりウソではないが、決して真実ではない、というマスコミ独特の書き方である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この薬で、こんな副作用が、とかかえって症状が悪化する、とか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 もちろん、薬はそういった一定のリスクを負っているわけだが、

医者は一般にそういったことを踏まえたうえで、メリットの十分得られる処方をしてるわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 飛行機を使えば、どこそこまでわずか2時間で行けるが、

おどろくなかれ、過去実際にあったことだが、飛行機というものは墜落することがあり、

その際はほとんどの人が死んでしまう。

歩いていけば一ケ月もすれば、一切運賃もかからずに安全に目的地に着くというのに、

わざわざこんな危険な交通手段を使う意味はあるのか、

ということと、ほぼ同じ理屈である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 でも、なかなか一般の人にはわかりにくい。

この手の記事はあおればあおるだけ売れるのである。

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 大半は「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」の薬で、耳鼻科で使ってるクスリはあまり載ってなかったが、

内科の先生は、これで困ってる人も多いだろうなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シリーズ3弾は「受けてはいけない手術」。(T_T)

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 これによって、受ければ命が助かる手術を拒否して、

あやしげな「民間療法」や「新興宗教」に走る人だって出てくるんじゃなかろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 薬も勝手に中断して、高血糖や脳出血で救急外来に運び込まれた人なんか、すでに出てるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 医者の場合はすぐ訴えられちゃうが、こういった記事は訴えられないんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今週本屋さん行ったら、「週刊現代」は大反響第5弾がまた出ていたが、

ビックリしたのはライバル誌と目される「週刊ポスト」の特集。

「やってはいけない歯科治療」(@_@)

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 いやー、安易というか、臆面もなくというか・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どちらも、ここんとこベッキーやらマスゾエやらで「週刊文春」にだいぶ持っていかれてたからなあ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、主治医に相談してみるのはイイですが、

ともかく、勝手にやめない方がいいと思いますよ、医者として。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「読んでは、いけない週刊誌」なんちて。(^_^;)

 

 

 

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