初春大歌舞伎2015
今年もやってきました新春歌舞伎。
東銀座の駅は歌舞伎座に直結しており便利。
何やらいろいろ買ってる女性陣。試食に弱いと見た。
今日の演目はコレダ。(昼の部を見ました。)
歌舞伎風にしてみたつもり。
風がつめたいが澄みきった青空。
お正月はいいなあ。
チケぴの先行予約ではやはり2階席しか取れない。
最初は「金閣寺」。
歴史上の人物「松永弾正」「木下藤吉郎/羽柴秀吉」「加藤清正」らが
「松永大膳」「此下東吉/真柴久吉」「佐藤正清」などという名前で
史実にないストーリーを展開するという歌舞伎独特のパターンである。
この「雪姫」も「雪舟」の孫娘という設定で、
雪舟が縛りつけられて涙で描いたネズミの話から
縛られた雪姫が舞落ちる桜の花びらで書いたネズミが実物化して縄を食いちぎって助かる
という、なかなかファンタジックなストーリーになっております。
ちなみにこのネズミを動かすこの棒を「差し金」といい、
転じて人を操る「差し金」の意味になったとか。
2個目は「蜘蛛の拍子舞」。こちらはいわゆる舞踊作品。
糸のダーッと出るやつカッコいい。
ダース・モールのモデルですかね。
最後は「一本刀土俵入り」。
これはぐっとあたらしい昭和6年の「新歌舞伎」なので、
「隈取」や「見栄」などはなく衣装もフツーで
時代劇のお芝居みたいなテイストでした。
ロックにパンクやメタルやプログレがあるように
歌舞伎もいろんなスタイルがあるもんです。
そんなわけで、歌舞伎終わってすぐ足利に戻り
夜は医師会の休日夜間診療所。
お正月なので患者さん多かったー。


コメント/トラックバック トラックバック用URL: