倒叙ミステリの結末は?
ACLの関係でレッズのリーグ戦は変則日程。
金曜日19:30KOではホームゲームといえ、現地観戦はムリ。
むろん昼は忘れず。三田屋、チキンカツ定食。
そして、予約録画もばっちりしたつもりであったが・・・・
なんと、録画されていたのは前節湘南ベルマーレとのゲーム。
番組表で放送時間と「浦和レッズ」の字だけ見て予約ボタンを押してしまった。
スカパーも同じ時間にレッズの過去のゲーム再放送すんな。
しかも、ならばスカパーオンデマンドで見ようと思ったらパソコン操作誤ってイキナリ試合結果の画面見てしまった。
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2016年J1第5節
浦和レッズ 2-1 ヴァンフォーレ甲府 (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-0)
(後半 2-1)
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てなわけで、この試合はレトロスペクティブな観戦となった。
まあ、勝ち試合で良かった。
経過はわからないから、いかにして2-1で勝ったか、ということを見るわけだ。
犯人が最初からわかってる「倒叙型」の推理モノなんてものもあり、
例えば「刑事コロンボ」はすべてこのパターンである。
試合は圧倒的にレッズのペースで進み、甲府は前半のうちにディフェンスに退場者まで出してしまう。
これで、簡単に点が取れそうだが、前半は0-0。
得点が入ったのは後半になってしばらくした68分であった。
6バックでガチガチに守りを固める甲府守備陣を興梠が降り切ってのゴール。
これであと双方に1点ずつ入るのだな、と思いつつ続きを見る。
次の点はまたも浦和側、この位置からの森脇のミドルであった。
キーパー触ったがクロスバーに当たってゴールイン。
これが81分。残り時間はわずか。
すでに攻撃の中心クリスティアーノを引っ込め、完全に息の根を止められた形の
一人少ない甲府がこのあと残されたわずかな時間内に1点を取るとはどうしても信じられない。
それまで、レッズのシュートは20本を超えていたが、
甲府のシュートはクリスティアーノが苦し紛れにハーフウェイライン過ぎから打ったロングシュート1本だけ。
ひょっとして、スコアの見間違いであったか。
しかし、ロスタイム、なんてことない展開からあれれ・・・・、という間に甲府に押し込まれ
失点を喫す。
やっぱりスコアの見間違いではなかったのだ。
なるほど、こうやって、失点するのかという謎解きトリックを見た気分。
なので結果知ってしまっていたわりには、面白い試合であった。
もし、前半の早い時間帯で2-1になってたら、その後は見る気がしなかったでしょうな。


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