ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2021.10.10

代替医療と反ワクチン

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反ワクチン派のお医者さんのブログやホームページが面白いので

あれこれ見ているうちに、あることに気づきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反ワクチン派のドクターはホームページを見ると

いわゆる「代替医療」を行ってる人の割合が

非常に多い、ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「代替医療」とは、この間の本にもありましたが

一般に認められている

「保険診療」や「標準治療」に対する言葉で

その効果が一般的には検証されていない

医療行為のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「波動療法/バイオレゾナンス」「ホメオパシー」

「高濃度ビタミンC点滴療法」「グルタチオン点滴療法」

「オーソモレキュラー」「血液クレンジング」「水素水点滴」・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらの中には、効果があるかどうか不確かなものから、

ホメオパシーのように全く効果が無いことが

わかっているものまで含まれていますが、

一般の人にはなかなかわかりにくいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらのクリニックのホームページはほぼ例外なく立派で

院内の受付の写真も、まるでホテルのフロントさながらだったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前にも書いたように「プラセボ効果」は

イメージが大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プラセボ薬は、剤型が大きく、錠数が多く、

そして薬価が高いほど効く、ということでした。

その法則に従えば、

クリニックの内装がオシャレで、

治療費が高く、

ついでにドクターが洗練された印象があり、

スタッフが美人であるほど

プラセボ療法は効果があるはず。

ホームページも、またしかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのホームページには

各療法の解説が一応してありますが

ワタシなどはいくら読んでも

サッパリ理屈がわからないものばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特徴としては、必ず

「わが国では、まだ一般的ではありませんが」

という「枕詞」ではじまり

「アメリカ○○大学のナントカ教授が提唱している」

とか

「ドイツの××研究所でカントカ博士が開発した」

という「権威付け」が添えられます。

その博士の実際の権威は概ねアヤシイです。

ほぼ、ドイツかアメリカ、たまにイギリス、ロシアで、

フランスやイタリア、スペインあたりは出てこないんですねー。

もちろん、東南アジア、アフリカ諸国は無いけれど。

やはり、イメージが大事と見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一例「バイオレゾナンス」編

 

バイオレゾナンスとは1975年、

ドイツのパウル・シュミット博士によって体系化された理論です。

レヨメーターという物質の固有振動数を発振する

ドイツの装置を用いて、気の変動を読み取り、

不調な臓器を推定し、

その病気の原因までを推定していきます。

その病因を排除できる可能性のある薬物などを

推定していきます。

さらに、特定した周波数を用いて、

ハーモナイズ(全身の周波数を整える)

を行うことも可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーむ、チンプンカンプン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「推定する」「可能性がある」

などというところがキモですね。

効果には個人差があります、とか、

あくまで個人の感想です、みたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この「周波数測定」にいくら料金をとるんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このサイトはタダだよん。

医療用ではないが、波動測定なんてこんなもんでしょ。

あなたとは波長が合うわ、みたいな。

くれぐれも、騙されてはイケナイ。

 

 

 

 

 

2件のコメント

コメント/トラックバック (2件)トラックバック用URL:

  1. 最終的にワクチンは安全なのか?安全ではないのか?
    そんなもの分かるわけないだろう!なのか
    メディアも自称専門家が煽りまくる。

    近頃では反ワクを意識してか
    たびたびADEに触れた記事を見ますが
    それがもし可能性があるとするならば
    この冬はやはりインフルエンザが流行るのか?と
    思うところですが小倉先生の見解はいかがでしょう?

  2. コメントありがとうございます。
    ADEについては何とも言えませんが、インフルエンザは喫緊の問題ですね。
    一部の専門家は昨年インフルの流行がなかったために
    皆抗体価が下がっているから、大流行の恐れがあるといっていますが、
    ワタシはそれほど流行はしないのではないかとみています。
    昨年の感染対策でインフルエンザはかなり「予防できる」病気だ、ということがわかりました。
    感染力の強い変異株が出ない限りは大流行はないとみていますが、
    ワクチン接種はお勧めします。

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