今日は何の日?
1969年1月30日、今からちょうど50年前の今日、
ロック史上もっとも有名なコンサートのひとつが行われた。
そのライブを実際に生で見た人は、極めて少ないけれども、
そのライブ映像を見たり、聴いたりした人の数をカウントすると
ライブとしては地球上では最多かもしれない。
それがロンドンのアップルビル本社屋上で行われた、
ザ・ビートルズ最後のライブ、
いわゆる「ルーフトップ・コンサート」である。
映画「レット・イット・ビー」のラストシーンの撮影目的で、
予告なしに行われた「ゲリラ・ライブ」は、
期待通り(?)に警官隊に阻止されて終わるが、
演奏自体は47分ほどだったという。
ただし、資料によれば、コンサート、というよりは、
「音出し」であり、「ゲット・バック」はリハを含めて4、5回、
「ドント・レット・ミーダウン」「アイヴ・ガッタ・フィーリング」が2回ずつのほか、
鼻歌や、断片的な曲も含まれている。
演奏は正午過ぎの昼休みどきであったが、
1月30日のロンドンは冷え込み、気温わずか2℃程度だったらしい。
反体制のロック・バンドたるザ・ビートルズの
実にカッコイイ、ラストライブだと思います。
今だったら、スマホで動画撮って、ばんばんYouTubeにアップされてたかもだが、
当時は、そんなものは無くバルコニーからでもそのライブを見た人は、
末代までの自慢だったろうなー。
もっとも最近は、バンドやってる子でもビートルズ聴いたことが無い、
という若者もいるみたいですが。


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