ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.03.17

今日の新聞から

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 今日も、花粉症。連続200人オーバーは今日で8日目(水曜日は半日だったけど100人以上きましたからね。)今日も午後3時の診療開始の時点では、待ち人数84人でした。
 でも、5時くらいまでは、待合室はそれほど込んでない。待ち時間10分以下の人も、結構いましたね。それが、5時を過ぎると、ドドドッと来院する。まあ、花粉症の人は、学校や会社を休みませんから仕方がないのですが、症状が出ることがわかってるなら、あと1ヵ月半早く来ていただけると、お互いに幸せなのですが。
 さて、本日の朝日新聞で、びっくりするような記事を見ました。
 札幌のある耳鼻咽喉科開業医が、ブローカーと(おそらくは)つるんで、身体障害者の手帳を不正に発行していたと言うもの。その数700人に上ると言う。身体障害者にはいろいろな分類があるが、難聴が、一定以上だと該当するので、資格を持った耳鼻科医が診断し、役所に申請する。手帳が発行されれば、税金の控除や、公共交通機関の割引等もある。
 実際には、それほど悪くないのにうその診断書を書いて、ブローカーは患者さんから手数料をもらっていたと言うものだ。医者がブローカーからマージンをもらっていたかは不明だが、不正な診断書料が入るのは確実だ。
 医者が、こういうことしちゃ、絶対ダメだ。医者って言うのは、ある種の公的社会的サービス業だから、不正な利益を追求しては、いけない。
 その件とは、直接関係ない話だけど、ウチが、開業したとき補聴器屋さんが何件か来て、ぜひ患者さんがいたらお願いしますと言ってきた。その後、患者さんを紹介すると、お礼ですと言ってお金を持ってくるので驚いた。こちらは、そんなつもりで紹介したのではないので、お金は何とか頼み込んで持って帰っていただいた。それが、どこの店に紹介しても来るので、あきれた。
 なかには、大手の会社だったので、担当の人に持って帰ってもらったら、上司がやってきて、他の医院さんのこともあるので、受け取ってもらわなければ困る。などと言いやがる。
「それじゃあ、もう、お宅には紹介しません。」と言ったら、しぶしぶ引き下がった。
 当時、開業後まもなく、患者さんも1日20人(午前、午後で)なんて頃で、収入は少ないわ、借金は膨大だわ、で、そのお金、ほんとは欲しかったのですが、でも、それもらっちゃうと、何かきちんとできないような気がして、涙をのんでお断りしたのです。まあ、保険診療ではないのでちゃんと確定申告すれば、違法ではない、と思うのですが(法律とか、税金とか、まったく疎いので自信ないです)、やっぱ、医者ってそういうもんじゃないでしょう。
 結局、お金はどこからももらいませんでした。それでよかったと思っています。
 というわけで、現在はきちんとした技術を持った、まじめな補聴器やさんと健全なお付き合いをしてます。
何か、今日の話、落ちがなかったなー、やっぱ、疲れてるなー。

1件のコメント

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    ちょこっと感動しました!普通流されてしまいそうな局面でも、ご自身のプライドとポリシーを曲げない実直さがあればこそですね。
     先生が医師としての社会的責任を十二分に果しておられるので、私たち患者も業者さんも医師仲間の先生方も「広く深く」趣味をお持ちな先生を応援したくなるんだと思います。
     このブログもえらい丁寧に作り込まれてるし、「いつやってんだっ?」と誰もが感じていると思います。
     きっと、手を抜けない性格なんですね?
     

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