今度こそ、本当のラストライブ?~サウンドジム・コミュニティ・コンサート
我が家から歩いて30秒の足利織物会館。
昭和44年、足利市の繊維産業が隆盛のころ建てられた5階建てのデッカイ建物である。
その4階に大ホールがある。
このホール、長らく使われていなかったらしいが、
数年前4階、5階に入った音楽スタジオ兼楽器教室サウンドジムの代表森さんが、
内部を改装し、コンサートのできるホールにした。
12月23日、そこで、新装ホールのこけら落としである
第1回コミュニティコンサートが開かれた。
出演は、ゆかりのある地元の5グループ。
最初に登場は「Moon Ticket」。
このバンドは全員、このサウンドジムの音楽教室の生徒さんである。
オールディーズのカバー、おなじみの曲を演奏。
講師の森さんも教え子をサポート。
仲間で音楽を演奏する楽しさが伝わってくるようなステキな演奏でした。
続いては「ESPERANZA」。
カホンと生ギター2本。
名前から推測されるようにスパニッシュ~フラメンコギターのユニットです。
2人の超絶フラメンコギターのかけ合いがウリ。
それを支えるカホン。
そして、途中から加わったフルートの女性は、
やはりサウンドジムのフルート講師だそうです。
続いては、「アキラナイツバンド」。
今回のコンサートで、コーヒーなど飲み物を提供してくれてる
2丁目の喫茶店「カフェ杏奴」さんのハウスバンド。
2年前の北仲通り七夕夜店祭りのステージで、わが「北朝鮮飯店」と共演しました。
2人の美しいハーモニーがウリですが、
男性陣も歌います。
イイ感じの音楽仲間、という雰囲気でした。
続いては、「BarBars」。
ウクレレで奏でる昭和歌謡ポップス。
このあと、自分たちの準備のため客席を離れてしまい、全部見られず、残念。
で、おそれ多くもトリとして登場の「More-Hangoverz」。
代表の森さんに丁重なご紹介をいただきます。
なんか、ちょっとそれまでのバンドとは異質ですが。
いつもこのスタジオで練習させていただいているのでお声かけいただきました。
なにを隠そう、実は、このステージは、ワタシのバンド人生初舞台の場だったのだ。
いまから、42年前、たしか高校2年生の春であった。
市内の高校生バンドが4,5バンド集まって自主ライブを行った。
その時、はじめて人前で演奏したのが、この場所であった。
ただ、当時、高校生でバンドやってる奴らなんて自分も含めてロクなもんじゃねえ。
ホールは(高校生のライブなのに)タバコの煙モウモウで、
会場をかなり荒らしたりもして、以後、出禁になった・・・(ーー;)
長い歳月を経てこうして、今ここに立っていることは何かフシギな感覚。
長くバンドやってるといろんな経験をするものです。
今年、結成したこの「More-Hangoverz」、
一応、今夜がラストライブ。
でも、また、いつかどこかで。
たぶん、そんなこともあるんじゃないでしょうか。
そんなわけで、コミュニティ・コンサート無事終了。
こちらも今後の発展を期待します。
ワタシの今年のバンド活動もこれで終了。けっこうやりましたな。
で、終わったあとは近所の🏮で楽しい打ち上げ。
これは、高校生の時は、なかった楽しみです。


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