ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2020.01.31

三ケ日


果物は好きではないで、出されてもほとんど食べないし、

まして、自分で買うことはまずないのであるが、

ミカンだけは別格である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お正月に子供たちが帰ってきたとき、

妻がミカンを買ってきて、リビングにおいていた。

ワタシもついでに時々いただいていたが、

子供たちが帰ったあと、

何となく口さみしいので、

今度は自分で買ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三ケ日みかん、というと、

あの「三ケ日原人」の「三ケ日」か。

ということは、このミカンは

愛媛や和歌山産ではなく、静岡県産だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校時代の日本史、教科書の初めの方には

「日本の始まり」とか「日本のあけぼの」とかいう章から始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに出てきたのが「明石原人」「葛生原人」と

この「三ケ日原人」であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ「吉野ケ里遺跡」も「三内丸山遺跡」も発見されてはおらず、

「三ケ日原人」は「登呂遺跡」「岩宿遺跡」「大森貝塚」などとともに、

必須暗記事項だったので、40年以上たった今でもよく覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、ここ足利市にほど近い葛生町(現佐野市)から出土した

「葛生原人」は後年の研究によって、

古代人の骨ではなく、他の動物の骨と新しい人骨ということがわかって、

「原人」の存在は完全に否定されているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうか、とおもい「三ケ日原人」を調べると、

なんとこちらも、出土した骨は縄文時代の人骨であることが判明し、

原人説は否定されているという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、葛生原人の方は人骨も15世紀だというから、

縄文時代ならまだマシですけど、

そんなわけでこちらも教科書からは消えているらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気になって明石原人を知らべると、

こちらはなんと東京大空襲で標本が焼失しており、

その後の新しい技術による詳しい鑑定が行われていないとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 方形周溝墓や三角縁神獣鏡、漢委奴国王金印なんかは大丈夫だろうか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういえば、近年、源頼朝像や足利尊氏像と呼ばれてきた絵画は、

実は別の人だった、ということになっているらしいし、

聖徳太子の存在や業績すら怪しいとされてきているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うーむ、あの頃一生懸命覚えたのだがなあ・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう思うと、甘かったミカンが心なしかいくらか酸っぱい味に感じました。

 

 

 

 

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