ロッキードT-33A
コレは相当古い。
値段は225円。ヤスイ!
サクラホビーは前橋にあった模型屋さんだったか、
というと買ったのは30年以上前だが、そこのお店でもずっと棚にあったと思われる。
むろん当時は消費税など無し。
今回も問題はデカールだなあ。
ムカシのプラモデルは、このようにチューブ入りの接着剤が入っていた。
未開封だがもちろん、かっちんかちんです。
さて組んでみるとやはりデカールがダメ。
ニスを塗ってバラバラを避けても台紙から何としてもはがれない。
お湯を使っても、何時間つけてもダメ。
というわけで、しょうがないので日の丸は塗装でいきます。
この円形カッターを使い、
マスキングしてスプレー。
まあ、この点「日の丸」で良かった。
アメリカ軍やカナダ軍では大変な作業になる。
さらにオーストラリア空軍やニュージーランド空軍だったら塗装は絶対不可能。
カンガルーがオーストラリア空軍のマーク、
そしてニュージーランド空軍は空軍なのに「飛べない鳥」キウイがマークになってます。
数字は別の航空自衛隊キットから持ってきたが、
部隊マークは大きさが合わないので手書きです。アップではキビシイ。
なんだかんだで完成ということに。
パネルによってシルバーのトーンを変えてジュラルミン無塗装の気分だけ
ジェット時代のまさに黎明期、主翼も尾翼も後退翼なんてモノはありません。
初飛行が1948年、自衛隊の運用は昭和29年(1954年)から。
ちなみに1954年は航空自衛隊の発足した年であり、
映画「ゴジラ(初代)」が封切られた年でもある。
このT-33AはロッキードP-80 の練習機用派生型で、この視界の良いキャノピーが特徴。
これで訓練した自衛官もとっくに退役して、
すでにお亡くなりになってる方も多いでしょうな。
ムカシは航空自衛隊の飛行機にはけっこう日本語の愛称がついており
こT-33Aも箱絵にある通り「若鷹」という名があったようだ。
たしかF-104は「栄光」、P-2ネプチューンは「おおわし」だった。
最近はそのような愛称はきかないが、F-15 イーグルなんかにはあるんでしょうかね。


コメント/トラックバック トラックバック用URL: