メンタルの天秤
札幌のセミナーに行ってたため
帰宅後、録画で観戦。
どうせ、第1戦がアウェイで2-0だったので
まあ、大丈夫、と余裕だったが・・・・。
2013年ヤマザキナビスコ杯 準々決勝第2戦
浦和レッズ 1-1 セレッソ大阪 (埼玉スタジアム2002)
(前半 1-1)
(後半 0-0)
第1戦2-0で勝ってるので、引き分けならもちろん、
0-1で負けても勝ちぬけるという、第2戦。
この「~でも、大丈夫。」ってのが、
全く曲者なのだなあ。
2-0以上でなきゃダメ、のセレッソはともかく攻めるしかない、
早い時間帯に1点入れば、その後の展開はわからない、
・・・・といってたら あっさり1点取られた(泣)。
ええ、ウソだろー。
そういえば、再生の時、番組録画時間が3時間15分になってたけど、
それって、この試合、延長になったってこと?
このあと1点取られ0-2になった場合のみ、
試合が延長になるのだ。
ああ、余計なとこ見なきゃよかった・・・・。
確かにこの1点で、心理的にはセレッソの方がぐっと有利に、
一方、レッズに焦りが出てくる。
(オレも焦りが出てきた・・・・。)
ますます、攻め込むセレッソ。
しかし、気持ちにゆとりが出たセレッソはゆとりが出すぎたか、
ガツガツした攻撃がやや一息ついてしまう。
残り時間でたっぷり料理できるだろう、なんて気持ちが芽生えたのかもしれず。
動きの悪いレッズをなぶるような攻撃だが、
なかなかとどめを刺さない(刺せない?)。
そして、組織が機能しないレッズは、
我慢の中から、
今日キレキレの梅崎の個人技でなんと1点を返しちゃうのだ。
これで、さっきまでは1点取れば延長に持ち込めたセレッソは、
90分以内に2点をとらねばならなくなった。
メンタルの天秤は瞬時にその平衡を変えた。
時間経過とともにそのプレッシャーはセレッソの選手から
モチベーションを奪っていく。
天秤の傾きが徐々に増していくのが手に取るように分かる。
そして、終了のホイッスル。
げに、サッカーは何とメンタルなスポーツか。
あの梅崎のゴールが無かったら、ひょっとしたら全く別の展開になっていたかも。
録画時間は最初から延長、PKまでの場合に備えて
テレビ局が確保していた時間に過ぎなかったわけでした。
やはり、あれこれ余計なことを考えないためにも
試合はなるべくリアルタイムで見るべきなのだ。


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